アングレカム・レオニス

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アングレカム・レオニス
Angraecum leonis Orchi 6066.jpg
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ラン科 Orchidaceae
亜科 : セッコク亜科 Epidendroideae
: アングレカム属 Angraecum
: アングレカム・レオニス Angraecum leonis
学名
Angraecum leonis
(Rchb.f.) André (1885)
シノニム
  • Aeranthes leonis Rchb.f. (1885) (Basionym)
  • Aeranthes leonii Rchb.f. (1885)
  • Angraecum humboltii Rchb.f. (1885)
  • Angraecum humblotii Rchb.f. ex Rolfe (1894)
  • Mystacidium leonis (Rchb.f.) Rolfe (1904)
  • Macroplectrum leonis (Rchb.f.) Finet (1907)

アングレカム・レオニス (学名:Angraecum leonis )は、アングレカム属ラン科植物。長い距のある白い花を咲かせる。背は高くならず、葉は左右に扁平。

Angraecum leonis.jpg

特徴[編集]

常緑性多年草で、着生植物[1]。単茎性のランで、はごく短く、数枚の葉を密につけ、その基部は互いに重なる。葉は長さ5-25cm、左右から扁平で表面のない単面葉、緩やかな曲線を描いて先端はやや尖る。葉質は多肉質で固い。

花茎は葉腋から斜め上に向いて出て長さ1.5-2cmと長く伸びず、一個から数個の花を着ける。花は径6cmほどでロウ質、薄緑色に咲いて、後に白くなる。萼片と側花弁は披針形で先が尖り、長さ2cm、幅は0.5cm。唇弁は広卵形から心形でラッパ状に広がり、基部には7-9cmの距が伸びる[2]。花期は冬から春。夜に香りを放つ。

分布[編集]

マダガスカル、及びコモロ諸島に分布する。標高200-1200mの低山地で、よく日の当たる岩の上や樹幹に着生する[3]

利用[編集]

洋ランとして栽培される。この属のものとしては普及しているものである。

出典[編集]

  1. ^ 以下、主たる部分は土橋(1993)p.232
  2. ^ 唐澤(1996)p.32
  3. ^ 斉藤(2009)p.131

参考文献[編集]

  • 土橋豊『洋ラン図鑑』光村推古書院、1993年。
  • 齋藤亀三『世界の蘭:380』主婦の友社〈主婦の友ベストBOOKS〉、2009年。
  • 唐澤耕司『蘭』山と溪谷社〈山溪カラー図鑑〉、1996年。