アレクサンドル・アドリアンセン

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アレクサンドル・アドリアンセン
Alexander Adriaenssen
Antony van der Does, Frans Denys - Portrait of Alexander Adriaenssen.jpg
アンソニー・ヴァン・ダイクの原画による後世の版画
生誕1587年1月17日(洗礼日)
アントウェルペン
死没1661年
アントウェルペン

アレクサンドル・アドリアンセン(Alexander Adriaenssen、1587年1月17日(洗礼日) – 1661年)はフランドルの画家である。調理場や食卓の魚や肉の食材を描いた静物画、花瓶と花を描いた静物画などで知られる[1]

略歴[編集]

アントウェルペンで作曲家、リュート奏者のエマニュエル・アドリアンセン(1554-1604)の息子に生まれた。 弟に戦争画を描いた画家のヴィンセント・アドリアンセン(1595–1675) がいる[2] 。別の弟のニコラース・アドリアンセンは肖像画家になった。

ファン・ラーク(Artus van Laeck)の弟子として1597年に画家組合に登録され[1]、1610年に画家組合の親方の資格を得た。バロック美術を代表する画家、ピーテル・パウル・ルーベンスの工房に近い場所で活動し、ルーベンスはアドリアンセンの静物画をコレクションに加えた[3]。また有名な肖像画家、アンソニー・ヴァン・ダイクはアドリアンセンの肖像画を残した。

1623年から1661年の間のアドリアンセンの作品が残されているが、1630年から1650年の間が活動のピークであった。魚や狩猟の獲物を描いた静物画で知られている。1640年頃、アントウェルペンで流行した高価な食器を描く作品も描いた。当時、一般的であった他の画家との共作もしており、人物画の得意な、シモン・デ・ヴォス(Simon de Vos)と共作し、静物の部分を描いた作品もある。

作品[編集]

参考文献[編集]

  1. ^ a b "Alexander Adriaenssen" at the Netherlands Institute for Art History (オランダ語)
  2. ^ Frans Jozef Peter Van den Branden, Geschiedenis der Antwerpsche schilderschool, Antwerpen, 1883, pp. 656–657 (オランダ語)
  3. ^ Maesschalck, Dimitri de., Vlaanderen in de kunst. Davidsfonds, Leuven (2010). ISBN 9058267318.