アルクメオーニス
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『アルクメオーニス』(ギリシア語: Ἀλκμεωνίς - Alkmeonis または Alkmaionis, アルクマイオーニス)とは、テーバイ圏という叙事詩サイクルに含まれていたと考えられている失われた叙事詩の題名。
古代の文献で『アルクメオーニス』に言及しているものはわずかに7つしかなく、そのすべてが、作者はわからないとはっきり述べている。
アルクマイオーンが(『テーバイド』で語られた)アムピアラーオスの死のお膳立てをした母親エリピューレーを殺す、という内容らしい。
現存する断片の1つは、アテナイオスが『食卓の賢人たち』の中で引用したもので、葬式の宴会の場面ゆえに選ばれた。『イーリアス』と『オデュッセイア』の饗宴(きょうえん)の記述同様に、ほんのわずかの行である。