アメリカアフリカ軍

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アメリカアフリカ軍
United States Africa Command
Seal of the United States Africa Command.svg
アメリカアフリカ軍の紋章
活動期間編制:
2007年10月1日
編制完結:
2008年10月1日[1]
国籍アメリカ合衆国の旗 アメリカ
兵科統合軍
任務地域別統合軍
兵力2,000人 (1,500人がドイツの司令部に駐留)[2]
上級部隊United States Department of Defense Seal.svg 国防総省
司令部ケリー・バラックス (ドイツシュトゥットガルト)
渾名U.S. AFRICOM、USAFRICOM
主な戦歴2011年リビア内戦
トランス・サハラにおける不朽の自由作戦
ウェブサイトwww.africom.mil
指揮
司令官 スティーブン・J・タウンゼント大将
(アメリカ陸軍)
副司令官 カーク・W・スミス中将
(アメリカ空軍)
最先任下士官リチャード・D・スレッシャー最上級曹長
(アメリカ海兵隊)
著名な司令官リスト アメリカアフリカ軍の歴代幹部
識別
NATO兵科記号[3]NATO Map Symbol - Unit Size - Region or Front.svg
Military Symbol - Friendly Unit (Bichrome 1.5x1 Frame)- AA - African Command (ADP 1-02, 2018 August 14).svg

アメリカアフリカ軍(アメリカアフリカぐん、英語United States Africa Command略称AFRICOM)は、アメリカ軍における統合軍の一つ。

概要[編集]

アフリカ軍の管轄範囲

2007年2月6日に設立がアナウンスされ、2008年9月30日より実働。アメリカ欧州軍アメリカ中央軍およびアメリカ太平洋軍の分担範囲を調節し、エジプトを除くアフリカ全土を担当範囲とする。司令部所在地は欧州軍と同じドイツシュトゥットガルトアフリカ地域ではジブチに唯一の恒久的な基地を置き、他の国々にも駐留している。

現在のアフリカ軍司令官は、スティーブン・J・タウンゼント陸軍大将(前任はアメリカ陸軍訓練教義コマンド司令官)である。

アフリカ軍の設立により、紛争多発地域であるアフリカの角地域とスーダンケニアは中央軍を離れ、アフリカ軍の管轄下に入ることとなる。

編制[編集]

構成部隊[編集]

隷下地域/機能別統合部隊[編集]

歴代司令官[編集]

写真 氏名 軍種 着任 離任
1 General Kip Ward November 2009.jpg ウィリアム・E・ワード陸軍大将[4]
William E. Ward
陸軍 2007年
10月1日
2011年
3月8日
2 GEN Carter F.Ham 2011.jpg カーター・ハム陸軍大将
Carter F. Ham
2011年
3月8日
2013年
4月5日
3 General David M Rodriguez USAFRICOM.jpg デイビット・M・ロドリゲス陸軍大将
David M. Rodriguez
2013年
4月5日
2016年
7月18日
4 Waldhauser Africom 2.jpg トーマス・ワルドハウザー海兵隊大将 

Thomas D. Waldhauser

海兵隊 2016年
7月18日
2019年
7月26日
5 Stephen J. Townsend (2018).jpg スティーブン・J・タウンゼント陸軍大将 

Stephen J. Townsend

陸軍 2019年
7月26日
現職

脚注[編集]

  1. ^ United States Africa Command”. www.africom.mil. 2022年7月6日閲覧。
  2. ^ About the Command”. U.S. AFRICOM. 2015年6月24日閲覧。
  3. ^ ADP 1-02 Terms and Military Symbols. US Army. (14 August 2018). p. 4-8. https://armypubs.army.mil/epubs/DR_pubs/DR_a/pdf/web/ARN20083_ADP%201-02%20C1%20FINAL%20WEB.pdf 
  4. ^ ワード将軍はAFRICOM司令官退任と同時に退役する予定であったが、退任に際して国防総省監察総監室から職権濫用の疑いで監査を受け、不適切な経費使用(私的旅行への軍用機利用など)が明らかになっていた。この監査の間ワード将軍は退役を保留され、少将へ2階級降格のうえ「陸軍副参謀総長補佐」職を務めていた。その後監査結果を受け、2012年11月にレオン・パネッタ国防長官より、不適切に利用したと認められた経費の一部返還や退役軍人年金の減額などと併せて「中将で退役させる」旨の処分が下された。このため退役時の階級は中将となっている。