アメフクラガエル

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アメフクラガエル
Breviceps-adspersus-adspersus.jpg
南アリンポポ州にて
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 両生綱 Amphibia
: 無尾目 Anura
上科 : アカガエル上科 Ranoidea
: フクラガエル科 Brevicipitidae
: フクラガエル属 Breviceps
: アメフクラガエル B. adspersus
学名
Breviceps adspersus
Peters, 1882
和名
アメフクラガエル
英名
common rain frog
bushveld rain frog

アメフクラガエル(common rain frogまたはbushveld rain frog)は、フクラガエル科カエルである[2]アンゴラボツワナモザンビークナミビア南アフリカ共和国スワジランドザンビアジンバブエで見られる。天然の生息域はサバンナ灌木地草地農地牧草地プランテーション都市的地域等である[1]

概要[編集]

アメフクラガエルは地下に棲息し、雨の後の夜に食事と交尾する時にのみ地上に現れる。体はずんぐりと丸く、顔は平らである。色は茶色で、一列の明るい黄橙色の斑と暗い色の横縞がある。地中に棲むカエルに共通の特長として、短く丸い四肢を持つが、後肢はのような形で、地下20インチまで掘ることができる。攻撃されると、膨らんで穴の中にもぐる。メスはオスよりも大きく、そのため交尾の際にオスがメスを掴むことができず、メスは背中から糊のような分泌物を出してオスを繋ぎ留める。交尾中のつがいは地下に戻り、湿った地点に達して最適な場所を見つけると、そこでメスが卵を産む。卵が孵化すると、オタマジャクシにはならず、直接3-6 cm程度の小さなカエルになる[3][4]

アメフクラガエルは、アフリカ南東部の温暖な森林や開けた草地に棲息する。陸生種で、雨季にのみ育つ。個体数は安定している[3]

出典[編集]

  1. ^ a b IUCN SSC Amphibian Specialist Group (2013). "Breviceps adspersus". IUCN Red List of Threatened Species. Version 2013.2. International Union for Conservation of Nature. 2013年11月30日閲覧
  2. ^ Frost, Darrel R. (2013年). “Names described as 'Breviceps adspersus'”. Amphibian Species of the World: an Online Reference. Version 5.6 (9 January 2013). 2013年11月30日閲覧。
  3. ^ a b Burnie, David, ed (2005-09-19). “Amphibians”. Animal: The Definitive Visual Guide to the World's Wildlife. New York, New York: Dorling Kindersley, Smithsonian Institution. pp. 456. ISBN 0-7566-1634-4 
  4. ^ Narrow-Mouthed Frogs: Microhylidae - Behavior And Reproduction” (英語). animals.jrank.org. 2017年8月1日閲覧。