アクティブスピーカー

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アクティブスピーカー(Active speakers)とは、スピーカー筐体内部にアンプを内蔵したスピーカー。パワードスピーカーとも呼ばれる。一般的にはデジタルオーディオプレーヤーなどの携帯機器パソコンの音を鳴らすため、これらのヘッドフォン端子またはライン端子に直接接続もしくはBluetoothで接続して用いられる。

ヘッドフォン端子やラインアウト端子からの音声信号はスピーカーを駆動するには出力不足のため、アンプで信号を増幅してスピーカーを駆動させるが、スピーカーボックス内にアンプを内蔵することにより別付けのアンプが不要になり、接続するコードの本数を減らして使用する機器を減らせる。異なるアンプや線材を用いることによる音の影響を減らせるため、モニタースピーカーにも多い方式である。

形態[編集]

左右のスピーカーボックスのどちらか片方にアンプ(2ch分)を内蔵し、ライン入力端子ともう一方のスピーカーへの出力端子、ACアダプター差し込み口がある。屋外で使用するタイプは電池を装着する部分がある。アンプを駆動させるための電源は、屋外での使用を想定したタイプでは電池を用い、屋内での使用を想定したタイプではACアダプタを内蔵し筐体からAC電源コードが出ている。

ディスプレイの両脇に置くといった使い方をされるためエンクロージャーの幅が10cmに満たない小さなものも多く、物理的に超低音域の音が出ない製品も多い。低域を補完するためにサブウーファーを持つ製品(いわゆる2.1ch)もあり、その場合、サブウーファーの筐体内にサテライト用とサブウーファー用のアンプを内蔵する。旅行等の持ち運びを意識した製品には左右のスピーカーボックスが一体となっているものもある。一部の製品にはあえて専用アンプを別筐体に収めた製品も存在する。

アクティブスピーカーとしては普及価格帯の製品が多いが、いわゆる「高級オーディオ」においてアンプを左右チャンネル、さらにはマルチウェイ構成などで完全に分離するスタイルがあり、そういった方向性としてスピーカー毎にアンプを持っているスタイルも見られる。INFINITY PRELUDEやLINNの製品など。

変わり種としてはLED照明と一体化した製品も存在する。

アクティブスピーカーの例
左:一般的な形態
 ソニー SRS-A20
右:スピーカーボックス左右一体形
 クリエイティブ TravelSound 200
*いずれも電池駆動に対応する。
アクティブスピーカーの例
別筐体の専用アンプを持つモデル
 ソニー SRS-Z1
*ACアダプターによる外部電源専用。

USBスピーカー[編集]

PC向けアクティブスピーカーは、従来、家庭用電源を利用し、ヘッドホン端子から音声信号を入力する物が多かったが、近年、USB接続を行い、電源(USBバスパワー)と音声信号の両方を取得するスピーカーが出てきており、「USBスピーカー」と呼ばれている。ケーブルが一本で済み、コンセントを利用しないで済むといった利点があるが、最大の利点は、DACがPC内にある場合、アナログ系にPC内の信号の影響によるノイズが入りやすいが、この方式では外部DACと同様にアナログ系がPCから隔離され、そのようなノイズが入らないという点である。