もはや私の心には感じない

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もはや私の心には感じない』(もはやわたしのこころにはかんじない、伊語Nel cor pìù non mi sento)は、ジョヴァンニ・パイジエッロが作曲したオペラ美しい水車小屋の娘』のなかのアリアである。作詞者は台本を書いたジュゼッペ・パロンバと思われる。「うつろな心」等とも表記される。

概要[編集]

1789年に上演されたオペラ『美しい水車小屋の娘』《La Molinara》の中のアリアで、パイジエッロの作品としては最も知られている。

1795年にはベートーヴェン変奏曲「パイジエッロのオペラ『水車屋の娘』の二重唱「わが心もはやうつろになりて」による6つの変奏曲 ト長調 WoO.70」を、1820年頃にはパガニーニが変奏曲「『虚ろな心』の主題による変奏曲 ト長調」を作曲している。その他にも、ヨハン・ネポムク・フンメルジョヴァンニ・ボッテジーニヨハン・バプティスト・ヴァンハルなどが変奏曲を作曲している。

歌詞[編集]

イタリア語(原詩) 日本語(訳)

Nel cor più non mi sento
brillar la gioventù;
cagion del mio tormento,
amor, sei colpa tu,

Mi pizzichi, mi stuzzichi,
mi pungichi, mi mastichi,
che cosa è qesto ahimè?
pietà, pietà, pietà!
amore è un certo che,
che disperar mi fa!

もはや心に感じられない
あの青春の輝きが
私の苦しみのわけは
愛よ お前の罪なのだ

私をつねり、突き、
刺し、噛みつく
ああ これは何なのだ?
どうか どうか 助けてください!
恋とはこれほどまでに
私を絶望させるものなのか!

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

原曲及び関連楽曲の演奏