こいきな奴ら

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こいきな奴ら』(こいきなやつら)は、一条ゆかりによる日本の漫画作品。『りぼん』(集英社)において1974年1月から1977年3月にかけて掲載(年1回の特別読み切り扱い)され、その後続編の『こいきな奴ら PART2』が『週刊マーガレット』(集英社)1986年37号から48号にかけて連載された。単行本は全2巻+PART2が全1巻の、計3巻。


あらすじ[編集]

両親を自動車事故で亡くし、伯爵となったジュデェス。事故に疑念を抱いたジュデェスは、双子の妹ジュディス、ふとした事で知り合ったコソ泥クリームと真相を探り始める。その中で、父の腹心ボードレールが横領をしていたという事実を突き止めた。

一方、ボードレールは殺し屋パイを雇い、事が公になる前に双子を殺そうと企む。

パイは、病床にある恋人の手術費の為、大金が欲しかった。これを最後に足を洗うと自分に言い聞かせ、だが、子供相手の仕事に気が進まない。ジュデェスの勘にも阻まれ、殺害はなかなか実行できなかった。焦れたボードレールが他にも殺し屋を雇った事から、ますます仕事に嫌気が差してしまう。挙句、恋人は手術中に死に、パイは双子の手助けを決意する。

一件が落着した時、ジュデェス、ジュディス、クリーム、パイの四人は、共同生活を始めた。金と時間を持て余した四人組として、以後、様々な事件に巻き込まれたり首を突っ込んだりしながら、過ごす様になる。

登場人物[編集]

ジュデェス・ド・グラッセ
愛称ジュデェ。フランス貴族(富豪でもある)グラッセ伯爵。ジュディスの双子の兄で、天才的な勘を持つナイフ投げの達人。
クリームに双子が初めて対面する場面で、ロールスロイスから降りた姿は、毛皮のコートに白い長靴で一見女性に見え、クリームに「背の高い方も女か」と女性に間違えられた[1]
天才的な勘は超能力と関係があるようで、各国の情報局諜報機関に狙われる事もしばしば。大学の課程は修了済み。
ジュディス・ド・グラッセ
愛称ジュディ。ジュデェスの双子の妹で、大変よく似ているが背がやや低い。武術の達人で男勝りの言動が多いが、ドレスを着ることもある[2]
クリーム・アラモード
自称「フランス一のスリ」「盗みのプロ」。自称に違わず、かなりの腕を持っている。
ジュディスの財布を掏ろうとして投げ飛ばされ、好意を抱く。パーティーが好き[3]
パイ・エトワール
元・殺し屋射撃は一流で、300ヤードの距離からでも的を外さない。常に黒スーツを着、サングラスをしている。ビリヤードも得意[4]

脚注[編集]

  1. ^ Act.1「ジュデェス・ジュディス」
  2. ^ Act.2「エスパー狩り」
  3. ^ Act.4「ドーミエ3世の遺産」
  4. ^ Act.3「危険がいっぱい」

関連項目[編集]