鯨羊羹 (宮崎市)

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くじらようかん(新富町内で撮影)

鯨羊羹(鯨ようかん、くじら羊羹、くじらようかん)は、宮崎県宮崎市(旧宮崎郡佐土原町)の銘菓。

米の粉を練った物をあんこで挟んで蒸した和菓子。日持ちがしないため、「菓子の刺身」[1]とも言われる。老舗の阪本商店の他、長峰菓子舗と安田屋と日向橘が製造している。阪本商店の手作りの製造数が毎日30本なので珍品扱いされている。尚、安田屋の冷凍品が新宿みやざき館KONNEで販売されているが量産された冷凍食品なのでやや風味に欠ける。

由来[編集]

江戸時代薩摩藩支藩佐土原藩4代藩主島津忠高が26歳で早世。その子・万吉丸は2歳にも満たない年齢であったため、世継ぎを巡って争いが生じた(松木事件)。その混乱の中、万吉丸の母・松寿院が「息子と藩が、大海を泳ぐ鯨のように力強くたくましく育って欲しい」と願いを込めて鯨に似せた羊羹を作らせた。
万吉丸は後に5代藩主(6代とも)島津惟久となり、名君と慕われたという。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ “くろしお:鯨ようかん”. 宮崎日日新聞. (2009年3月1日). http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=15343&catid=14 2009年4月8日閲覧。