阿淡
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阿淡(あたん)[1]は、阿波国(徳島県)と淡路国(淡路島)を合わせた地域である。
1615年(元和元年)、徳島藩(阿波藩)2代目藩主蜂須賀至鎮が、大坂冬の陣での武功により、淡路国を加増された。これにより阿淡が徳島藩の領地となり、以後、1871年(明治4年)5月に淡路国津名郡が徳島藩から兵庫県に移管されるまで続いた。
その後、1871年11月15日には阿淡(一時讃岐国を含む)はふたたびひとつの名東県となり、1876年(明治9年)8月21日に名東県が兵庫県と高知県に分割されるまで続いた。
阿波と淡路の間の交通路が阿淡の名を冠すこともある(例: 阿淡汽船)。
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