長谷川孝治 (劇作家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Lifeonthetable (会話 | 投稿記録) による 2021年9月26日 (日) 05:30個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

長谷川 孝治(はせがわ こうじ、1956年 - )は、日本の劇作家演出家。「弘前劇場」主宰。青森県立美術館舞台芸術総監督

青森県浪岡町(現青森市)生まれ。1978年立正大学文学部哲学科に入学、福士賢治(俳優)、野村眞仁(舞台監督)らと劇団「弘前劇場」を旗揚げ。当初は弘前市を本拠地とし、現在は青森市。

1995年「職員室の午後」で第1回日本劇作家協会最優秀新人戯曲賞受賞[1]。2001年、『FRAGMENT VII「アザミ」』で岸田國士戯曲賞にノミネートされる。

2012年、大林宣彦監督『この空の花 長岡花火物語』の脚本を執筆、2015年長谷川の「なななのか」を原作とした『野のなななのか』が制作された。

著書

  • 『長谷川孝治戯曲集 弘前劇場の二つの場所』ボイド真理子/ドン・ケニー/ジョン・D・スウェイン英訳 太田出版 2003
  • 『地域と演劇弘前劇場の三十年』寿郎社 2008
  • 『さまよえる演劇人』無明舎出版 2009

脚注

  1. ^ 『地域と演劇弘前劇場の三十年』著者紹介