長柄横穴群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。YuukinBot (会話 | 投稿記録) による 2021年5月13日 (木) 15:08個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (Botによる: Bot作業依頼 {{Maplink2}}と{{OSM Location map}}に渡す座標を{{Coord2}}から{{Coord}}に変更)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

長柄横穴群
11号墓棺座
所在地 千葉県長生郡長柄町徳増字源六839ほか
位置 北緯35度25分58.7秒 東経140度14分24.9秒 / 北緯35.432972度 東経140.240250度 / 35.432972; 140.240250座標: 北緯35度25分58.7秒 東経140度14分24.9秒 / 北緯35.432972度 東経140.240250度 / 35.432972; 140.240250
規模 横穴墓36基
築造時期 7世紀末から8世紀初め
史跡 1995年(平成7年)3月20日国指定[1]
地図
長柄横穴群の位置(千葉県内)
長柄横穴群
長柄横穴群
千葉県内の位置
地図
テンプレートを表示

長柄横穴群(ながらよこあなぐん)は千葉県長生郡長柄町にある横穴墓群である。1995年(平成7年)、国の史跡に指定され、2008年(平成16年)、ちば遺産100選に選定された[2]

概要

一宮川上流の丘陵谷地に位置し、羨道玄室の間に段差を持つ「高壇式」と呼ばれる形態の横穴墓である[3]副葬品が発見されていない為、築造年式ははっきりしていないが、7世紀末から8世紀初めと推定されている[4]。13号墓では鳥などを描いた線刻壁面が見つかっている[1][5]

2010年(平成22年)からガイダンス施設「史跡長柄横穴群資料館」が一部オープンしている[6]

参考画像

脚注

  1. ^ a b 教育振興部文化財課指定文化財班. “長柄横穴群”. 千葉県教育委員会. 2020年12月11日閲覧。
  2. ^ 「ちば遺産」100選(6)風光明媚な海山と古寺、城のゾーン”. 千葉県教育委員会 (2014年3月12日). 2016年2月14日閲覧。
  3. ^ 長柄町教育委員会, p. 2.
  4. ^ 史跡長柄横穴群 ちばの観光まるごと紹介
  5. ^ 長柄町教育委員会, p. 6.
  6. ^ 生涯学習課 (2018年3月30日). “指定文化財”. 長柄町. 2020年12月11日閲覧。

参考図書

  • 長柄町教育委員会『史跡長柄横穴群パンフレット』長柄町教育委員会。 
  • (PDF) 

関連事項

外部リンク