護国寺 (南あわじ市)

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護国寺
所在地 兵庫県南あわじ市賀集八幡732
位置 北緯34度16分12.6秒 東経134度44分13.8秒 / 北緯34.270167度 東経134.737167度 / 34.270167; 134.737167座標: 北緯34度16分12.6秒 東経134度44分13.8秒 / 北緯34.270167度 東経134.737167度 / 34.270167; 134.737167
山号 賀集山
宗派 高野山真言宗
本尊 胎蔵大日如来
開山 行教
正式名 賀集山護國寺
札所等 淡路四国八十八ヶ所霊場17番札所、淡路島七福神霊場(布袋尊)
文化財 木造大日如来坐像(国の重要文化財
法人番号 5140005019901 ウィキデータを編集
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護国寺(ごこくじ)は兵庫県南あわじ市賀集八幡[1]にある高野山真言宗の寺院。

概要

京都の石清水八幡宮を開いた行教により開創されたと伝える。護国寺は、明治の神仏分離以前は、賀集八幡宮賀集八幡神社、淡路国府八幡宮)の神宮寺であった。賀集荘は、貞応2年(1223年)の淡路国大田文には高野山宝幢院領とある。賀集八幡宮と護国寺は、中世には淡路守護細川氏の庇護を受けていたが、至徳3年(1386年)の火災で焼失し、寛永8年(1631年)に再興された。

本尊の胎蔵大日如来は、平安時代後期の作とされ、国の重要文化財に指定されている[2]

近世においては、阿波蜂須賀家菩提寺であった[3]

池泉回遊式の庭園は、南あわじ市指定文化財(名勝)である(1988年指定)[4]

本尊のほかに布袋尊を安置し、淡路七福神霊場会の1つ[5]。金運の利益(りやく)があるとされる[5]

所在地

  • 兵庫県南あわじ市賀集八幡732

注釈

  1. ^ 淡路国三原郡八幡村、賀集村大字八幡
  2. ^ 木造大日如来坐像 - 南あわじ市ホームページ
  3. ^ 『全国寺院名鑑 近畿編』282頁
  4. ^ 市指定文化財 - 南あわじ市ホームページ
  5. ^ a b 『古寺名刹の百科事典』416頁

参考文献

  • 全国寺院名鑑刊行会編『全国寺院名鑑 近畿編』(史学センター,1983)
  • 歴史百科編集部編『古寺名刹の百科事典』(新人物往来社,1988) ISBN 4404014791
  • 『兵庫県大百科事典』(「護国寺」の項)、神戸新聞出版センター、1983

外部リンク