西村晴成

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西村 晴成(にしむら はるなり、1969年(昭和44年)3月22日 - )は、日本の実業家。元国会議員秘書。貸切バス事業,乗合バス事業,タクシー事業,船舶クルーズ事業,旅行代理業を行う東京バスグループ代表、東京バス株式会社代表取締役公益社団法人日本バス協会理事(貸切副委員長)、一般社団法人東京バス協会理事(貸切部会長)。大阪府東大阪市出身。[1][2][3][4]

来歴

1969年 大阪府東大阪市で生まれる。

1991年 近畿大学商経学部を卒業。 卒業と同時に衆議院議員塩川正十郎の秘書となる。 のちに公設秘書となり、「塩ジイ」の愛称で親しまれた塩川正十郎に最後まで仕えた。

2004年 塩川正十郎第43回衆議院議員総選挙に不出馬,引退することに伴い衆議院議員中川秀直の公設秘書となり、自由民主党 政調会長,幹事長時代を支えた。

2007年 東京バスグループを起こし、実業家に転身した。

人物

  • 大学を卒業してすぐに塩川正十郎の事務所に就職するが、最初は秘書ではなく、塩川の運転手での採用であった。塩川からはよく叱られていて何度か謹慎もしている反面、『はるちゃん』(中川秀直からも同様に)と呼ばれ可愛がられていた。
  • 塩川は政界引退後も西村を側に置いておきたかったが、中川本人が直接塩川に頼み込み公設秘書としてもらい受けた。
  • 2017年10月に 全国初のろう者のバス運転士が誕生[6]するが、このとき周囲の反対意見が多い中、『国が定めた免許を取得しているのに断る理由がない』と採用を決断した。
  • コロナ禍の中で貸切バス業界危機に積極的に取り組み、2022年3月に行われた自民党金融問題調査会では「次にこの調査会が開かれた時、私はいないかもしれない。そうなったらここにいる先生方を全員恨みますよ」と発言し、事業規模に見合った金融支援を訴えた。

脚注


外部リンク