菅山村

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すげやまむら
菅山村
廃止日 1951年4月1日
廃止理由 編入
現在の自治体 牧之原市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
榛原郡
隣接自治体 萩間村相良町
小笠郡朝比奈村新野村南山村
菅山村役場
所在地 静岡県榛原郡菅山村
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菅山村(すげやまむら)は、1889年町村制施行時から1951年まで、静岡県榛原郡南部、いわゆる榛南地区にあった。現在の牧之原市の、ほぼ中央部に当たる。

村の歴史

  • 1889年4月1日 - 町村制施行により菅ヶ谷(すげがや)、松本、西山寺(さいさんじ)の3村が合併して菅山村設置。
  • 1951年4月1日 - 相良町に編入して消滅した。

当時の菅山村

東側は海岸から続く平野で水田が多く、西部はいわゆる牧ノ原台地の南端に当たる丘陵地帯で、茶畑が多かった。村の東側を県道(現・国道473号線)が走り、金谷駅と相良町を結ぶバスが通っていた。人口2千人足らずの、小さな農村であった。

村の西部の、大字菅ヶ谷字新田、字時ヶ谷にあった日本石油相良精油所(相良油田)は、太平洋側では唯一の油田として知られ、1884年の最盛期には721.6klを採掘し、主に灯油(石油ランプの燃料)として利用された。戦後、産油量が激減し、1955年に廃坑した。

現在の菅山地区

相良の市街地と地続きになり、人家が増え、国道沿いに新しい商店もいくつかできたが、過疎化高齢化が進んでいる。

関連項目