芳井順一

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芳井 順一(よしい じゅんいち、1947年 - 2017年3月14日[1])は、日本の実業家ツムラ社長。福岡県出身。

経歴

1970年西南学院大学商学部卒、第一製薬に入社。東京第一支店営業推進部長などを経て、1995年(平成7年)ツムラ再建のため、ツムラ創業者と血縁関係にある第一製薬常務の風間八左衛門と共にツムラに転じ、取締役社長室長となる。取締役、1997年(平成9年)常務、2000年(平成12年)専務、2003年(平成15年)副社長、2004年(平成16年)社長に就任。創業111年目で創業家と一切血縁がない初のトップとなる

2009年(平成21年)日本漢方生薬製剤協会会長[2]

2013年には芳井のツムラ再建を追った『復活を使命にした経営者』(岡田晴彦/著、ダイヤモンド・ビジネス企画/編、ダイヤモンド社/刊)が刊行された[3]

2017年3月14日死去。旭日小綬章追贈[4]

脚注

  1. ^ 元ツムラ社長の芳井順一さん死去 - 朝日新聞 2017年3月18日
  2. ^ 日漢協 会長にツムラの芳井社長日刊薬業2009/6/9 16:0
  3. ^ どん底に落ちた薬品メーカーを救った男の“信念”ITmedia、2013年06月20日
  4. ^ 『官報』第7005号、平成29年4月24日
先代
風間八左衛門
ツムラ社長
2004年 - 2012年
次代
加藤照和
先代
風間八左衛門
日本漢方製薬製剤協会会長
2009年 - 2014年
次代
加藤照和