紋別港沖第八北幸丸衝突転覆事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Bcxfu75k (会話 | 投稿記録) による 2021年7月22日 (木) 16:21個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (雑草とり htmll)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

紋別港沖第八北幸丸衝突転覆事故
日付 2021年5月26日 (2021-05-26)[1]
時間 午前6時頃(UTC+9[1]
場所 紋別港の北東約23km沖合のオホーツク海[1]
死者 3人[1]
負傷者 2人[1]
テンプレートを表示
第八北幸丸[1]
基本情報
船籍 日本の旗 日本[1]
要目
総トン数 9.7トン[1]
テンプレートを表示
アムール[1]
ロシア語: Амур[2]
基本情報
船籍 ロシアの旗 ロシアサハリン州ネベリスク[1]
運用者 ユジノサハリンスクの水産会社「アムルスコエ」(ロシア語: Амурское[2]
建造所 日本の旗 日本[2]
経歴
竣工 1989年[2]
要目
総トン数 662トン[1]
テンプレートを表示

紋別港沖第八北幸丸衝突転覆事故(もんべつこうおき だいはちほっこうまる しょうとつちんぼつじこ)は、2021年5月26日紋別港沖のオホーツク海で発生した海難事故である。

現場は北海道紋別市紋別港から北東約23km沖合のオホーツク海[3]。午前6時頃、停止してケガニ漁を操業していた漁船第八北幸丸(紋別漁業協同組合所属)と、サハリン島(樺太島)から紋別港に向かっていた貨物船アムールロシアサハリン州ネベリスク船籍)が衝突した[3]。第八北幸丸が転覆し、乗組員5人全員がアムールに救助されたものの、機関長1人と甲板員2人が死亡した[3]

同年6月28日旭川地方検察庁は、アムールの当直責任者と第八北幸丸の船長の2人を、いずれも業務上過失致死罪および過失往来危険罪起訴した[4]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k 紋別沖で毛ガニ漁船とロシアの運搬船衝突 漁船の3人死亡”. NHKニュース. NHK札幌放送局 (2021年5月26日). 2021年5月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月27日閲覧。
  2. ^ a b c d Три моряка погибли при столкновении японского и российского судов” (ロシア語). インテルファクス通信 (2021年5月26日). 2021年5月27日閲覧。
  3. ^ a b c 紋別沖で毛ガニ漁船とロシア船衝突3人死亡 原因調査へ”. NHKニュース. NHK札幌放送局 (2021年5月26日). 2021年5月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月27日閲覧。
  4. ^ 紋別沖衝突事故 運搬船ロシア人船員と日本漁船船長を起訴”. NHKニュース. NHK札幌放送局 (2021年6月28日). 2021年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月1日閲覧。