第四胃潰瘍
第四胃潰瘍（だいよんいかいよう、英: abomasal ulcer[1]）とは、複胃を持つ動物の第四胃に認められる潰瘍。ウシでは「輸送・分娩・疾病などのストレス、濃厚飼料多給、飼料の変化、感染症、中毒、NSAIDs投与などに伴い発生」する[2][3]。また、「第四胃内の金属異物や砂粒状物による胃粘膜への損傷や持続性刺激」も原因と考えられている[4]。
関連項目
脚注
- ^ “Clinical, laboratory and ultrasonographic findings in 87 cows with type-4 abomasal ulcer”. BMC Veterinary Research (2019年3月25日). 2021年11月21日閲覧。
- ^ “黒毛和種子牛の穿孔性第四胃潰瘍について” (word). 岩手県 (令和3年10月20日). 2021年11月21日閲覧。 “牛の第四胃潰瘍は、輸送・分娩・疾病などのストレス、濃厚飼料多給、飼料の変化、感染症、中毒[1]、NSAIDs投与[2,3]などに伴い発生しますが、多様な因子が絡んでいるため、原因の特定は困難である場合が多いです”
- ^ 小岩政照, 田島誉士『主要症状を基礎にした牛の臨床』デーリィマン社、2020年。ISBN 9784864530705。 NCID BC02385786。全国書誌番号:23378670。
- ^ 山田明夫, 佐藤基佳, 宮原和郎, 広瀬恒夫「集団検診による乳牛の第四胃内異物の存在率と性状」『日本獣医師会雑誌』第37巻第12号、日本獸医師会、1984年、783-787頁、doi:10.12935/jvma1951.37.783、ISSN 0446-6454、NAID 130004050907。
- ^ 勝見晟「多頭飼育の肥育牛に多発の傾向にある第四胃潰瘍に関する研究-1-野外実態調査について」『麻布大学獣医学部研究報告』第3巻第1号、麻布大学獣医学部、1982年4月、95-113頁、ISSN 03891836、NAID 40004364237。 (
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外部リンク
- 猪熊壽, 福中守人, 松山雄喜, 寒川彰久, 古林与志安「黒毛和種子牛にみられた穿孔性第四胃潰瘍の1症例」『北海道獣医師会雑誌』第56巻第1号、北海道獣医師会、2012年、2-4頁、ISSN 0018-3385、NAID 120006390605。
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