稲葉俊太郎

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稲葉 俊太郎(いなば しゅんたろう、1882年明治15年)7月1日[1] - 没年不詳)は、日本の内務官僚愛知県瀬戸市長

経歴[編集]

佐賀県出身。1909年(明治42年)、東京帝国大学法科大学政治科を卒業し、1911年(明治44年)に高等文官試験に合格した[2]広島県警部、同警視、同理事官青島守備軍民政部事務官関東庁警務官、同事務官、神奈川県事務官、香川県警察部長宮城県警察部長を歴任した[2]

1924年大正13年)に休職となるが、1927年(昭和2年)に広島県書記官警察部長として復帰し、山梨県書記官・内務部長、愛知県書記官・内務部長を務めた[2]

1933年(昭和8年)、瀬戸市長に就任した。

脚注[編集]

  1. ^ 『人事興信録』
  2. ^ a b c 『中京名鑑』p.18

参考文献[編集]

  • 名古屋毎日新聞社『中京名鑑』1932年。 
  • 人事興信所編『人事興信録 第10版(上)』人事興信所、1934年。