白虎社

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白虎社(びゃっこしゃ)は、かつて存在した日本前衛舞踏集団[1]

概要[編集]

1980年京都市で設立される。大駱駝艦に所属していた舞踏家の大須賀勇らを中心に、京都・東九条など関西を拠点として活動。暗黒舞踏の系譜をひく舞踏によって日本各地はもとより、アジアやヨーロッパ、中南米をはじめの13か国、16都市での海外公演活動などを展開、天児牛大の主宰する山海塾らとともに舞踏第二世代を形成した。1994年に解散[1]。「ひばりと寝ジャカ」[2](舞踊批評家協会賞)、「ミナカタクマクスのようなテレビジョン」、「ゾンネンシュターンの夏」などの演目があった。2016年にオープンした京都のKYOTO舞踏館で活動する今貂子(いま てんこ)[3]は、白虎社の出身である[4]

出版物[編集]

  • 白虎社 編『白虎社的世界』白虎社、京都市、1986年7月。 

脚注[編集]

関連項目[編集]