犬飼裕一
犬飼 裕一(いぬかい ゆういち、1968年 - )は、日本の社会学者、歴史社会学者。北海学園大学教授。愛知県北名古屋市出身。マックス・ウェーバーやゲオルク・ジンメルや和辻哲郎の研究に出発し、歴史社会学、社会学理論、日本人論・日本文化論に研究領域を拡大する。
学歴
職歴
著書
- 『ゲオルク・ジンメルと社会学』(共著、世界思想社、2001年)ISBN 4790708799
- 『マックス・ウェーバーにおける歴史科学の展開』(ミネルヴァ書房、2007年)ISBN 4623048918
- 『マックス・ウェーバー: 普遍史と歴史社会学』(梓出版社、2009年)ISBN 4872622251
- 『方法論的個人主義の行方: 自己言及社会』(勁草書房、2011年)ISBN 4326653574
- 『和辻哲郎の社会学』(八千代出版、2016年)ISBN 4842916672
論文
- 「間(あいだ)の思想と社会学──和辻哲郎「私の根本の考」をめぐって 上──」(『北海学園大学経済論集』、第53巻、2005年)
- 「倫理学と社会学の間(あいだ)──和辻哲郎「私の根本の考」をめぐって 下──」(『北海学園大学経済論集』、第53巻、2005年)
受賞歴
- 『マックス・ウェーバーにおける歴史科学の展開』で、2008年度日本社会学史学会奨励賞を受賞
エピソード
恩師の一人秋元律郎のゼミでは秋元とのクラシック音楽談義で長い時間を過ごしていた。