片想い

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片想い(かたおもい)とは、ある人に対して恋愛感情を持っているが、相手が自分に対してそのような感情を持っているのかはっきりしない、または相手が自分に対して恋愛感情を抱いていないと思われる状況のことをいう。 稀に、双方が、お互いに相手に対して片想いをしている場合もある。

片想いと人間の行動

自分だけが片務的に相手に対して思いを寄せているという状況は、双務的に想いを寄せている状況、すなわち恋人関係に比べて不安定な状況といえる。自分の恋愛感情に対して相手が十分に応えてくれない場合、多くの場合「切ない」感情を味わう。そのため、相手も自分に対して好意を持ってもらい、ついには恋愛感情を抱き、恋人関係になろうとすることが多い。そこで主に以下のような行動をする。

相手と積極的に関わる
相手が自分のことをよく知らない場合、自分のことを相手に知ってもらわないことには相手も恋愛感情をもつことは少ない。相手と積極的にコミュニケーションをとったり、熱い視線を送ったりすることで相手との距離を縮める。相手に対する好意は、話し方等の非言語コミュニケーションで伝わる部分が大きい。
思いを寄せる相手のことをよく知るため、相手に関する多種多様な情報を収集する。ただし、相手のことを知りたいと思うあまりストーカー行為をしてはならない。
相手に愛の告白を行う
愛の告白は恋愛感情を持つ相手に対する最も積極的なアプローチの1つと言える。告白をすることで相手の自分に対する恋愛感情の有無をはっきり問うことができ、同時に自分の恋愛感情を最もストレートに相手に伝えることができる。相手が自分に対して特別な好意を持っている場合、両者は恋人関係になる可能性が大きい。だが、そうでなかった場合は失恋という結果を生む。
ストーカー行為を行う
相手に対する特別な感情が相手に受け入れられなかった場合、自分の「好意」が相手に対する恨みの感情に変わり、相手に執拗に付きまとう行動にでてしまう人もいる。相手に対する特別な「好意」が、真に相手のことを想い相手を愛するものではなく、自分が相手を愛していると思い込むことで自分の内的な欲求を解消することが目的であった場合に多い。ストーカー行為は犯罪であり、ストーカー規制法により罰せられる

関連項目

外部リンク