非言語コミュニケーション

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非言語コミュニケーション(ひげんごコミュニケーション、英語:non-verbal communication)は言葉以外の手段を用いたコミュニケーション(メッセージのやり取り)の手法のこと。

非言語コミュニケーションを最初に研究対象としたのはチャールズ・ダーウィンの『人及び動物の表情について』(1872)であり、以来非常に多岐にわたる研究がなされている。

目次

[編集] 概要

非言語コミュニケーションには、身振り姿勢表情視線に加え、服装髪型、声のトーン声質などの種類がある。

身振りなどの非言語コミュニケーションの多くは文化によって異なるが、人間の基礎的な感情である怒り失望恐怖喜び感動驚きなどに対する表情は、普遍的なものとされる。

人間はコミュニケーションを行う時、言葉を使い互いの感情や意思を伝えあってもいるが、「目は口ほどにものをいう」といった諺にも示されているように、言葉よりも、顔の表情、視線、身振りなどが、より重要な役割をになっていることがある[1]

人間は日常的に複数の非言語的手がかりを使いメッセージを伝達しあっている。これを非言語的コミュニケーション(nonverbal communication: NVC)という[2]。この非言語的なコミュニケーションは、意識して用いていることもあれば、無意識的に用いていることもある[3]

顔の表情、顔色、視線、身振り、手振り、体の姿勢、相手との物理的な距離の置き方などによって、人間は非言語的コミュニケーションを行っている[4]

[編集] 非言語と言語の区別

コミュニケーションの言語/非言語を考える場合、これらの単語の持つ意味を正確に理解する必要がある。というのは、言語コミュニケーションとは「言葉」を使ったコミュニケーションの全てを対象とするのであって、必ずしも音声を伴っている必要がないのだ。例えば、書記言語である手話筆記を用いたコミュニケーションもまた、言語コミュニケーションなのである。

反対に手話や筆記の場合でも、例えば「手話がたどたどしいことから相手へ持った印象」や「字が汚い/丁寧なことからくるイメージ」などは、非言語のメッセージである。普通の言葉を使った会話であっても、それが発せられる口調や強さ、声の高さ、発するときの表情によって伝わる内容は異なる可能性があり、それらは非言語コミュニケーションの一部である。

[編集] 脚注

  1. ^人間関係の心理と臨床』p.22
  2. ^ 『人間関係の心理と臨床』p.22
  3. ^ 『人間関係の心理と臨床』p.22
  4. ^ 『人間関係の心理と臨床』p.25-27

[編集] 参考文献

  • 高橋正臣、秋山俊夫、鶴元春、上野徳美『人間関係の心理と臨床』北大路書房、1995年

[編集] 関連項目

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