海上災害防止センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。黒コート (会話 | 投稿記録) による 2022年5月4日 (水) 02:12個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

消防演習場のある第二海堡(1988年国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

一般財団法人海上災害防止センター(かいじょうさいがいぼうしセンター、Maritime Disaster Prevention Center、略称:MDPC)は、海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律昭和45年法律第136号)第42条の13第1項に基づいて、海上保安庁長官の指定する指定海上防災機関である。

概要

主に、海難事故時の防災処置、消防や巡回、防災用機材の提供、海上火災の訓練実施、各種調査研究などを行っている。

そのほか、横須賀市に研修所、東京湾にある第二海堡に消防演習場を有する。

また消防船として、「おおたき」「きよたき」を運用する。

歴史

  • 1972年5月 - 財団法人海上保安協会内に海上消防委員会が設立され、1974年12月財団法人海上防災センターとして独立。
  • 1976年10月 - 認可法人となり、海上災害防止センターに名称を変更する。
  • 2003年10月 - 独立行政法人海上災害防止センターとなる。
  • 2004年 - 本部が横浜に移動した。
  • 2013年10月 - 独立行政法人海上災害防止センターは解散し、一切の権利及び義務を一般財団法人海上災害防止センターが継承する。

外部リンク