永遠の序曲

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永遠の序曲
カンサススタジオ・アルバム
リリース
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
プロデュース ジェフ・グリックスマン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 5位(全米ビルボード200)
  • ゴールドディスク
  • 400万枚(RIAA認定)
  • カンサス アルバム 年表
    仮面劇
    (1975年)
    永遠の序曲
    (1976年)
    暗黒への曳航
    (1977年)
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    永遠の序曲(えいえんのじょきょく/Leftoverture)は、1976年に発表されたカンサスの4枚目のアルバムである。

    シングル「伝承」が映画『幸せの旅路』の主題歌に起用され、全米ビルボード・チャートで11位まで上がり、バンドにとって初のヒット曲となる。シングル・ヒットに引っ張られる形で、アルバムもチャートで最高5位まで上昇し、最終的に400万枚を売り上げる大ヒットとなった。

    収録曲の大半はケリー・リヴグレンが手掛けており、ドラムスのフィル・イハートも「ケリーの創作能力はピークに達していた」と認めている。曲作りの面ではケリーにメインの座を譲ったスティーヴ・ウォルシュだが、全編に渡ってメイン・ヴォーカルとして活躍している。

    ヒット曲「伝承」の他にも、ハード・ロックプログレッシブ・ロックを基調とした佳曲が並ぶ。最終トラック「超大作」は、そのタイトル通り、6つのパートから成る8分を超える大作である。

    収録曲

    1. 伝承 Carry On Wayward Son (Kerry Livgren)
    2. 壁 The Wall (Kerry Livgren / Steve Walsh)
    3. 深層心理 What's On My Mind (Kerry Livgren)
    4. 奇跡 Miracles Out Of Nowhere (Kerry Livgren)
    5. 挿入曲 Opus Insert (Kerry Livgren)
    6. 少年時代の謎 Ouestions Of My Childhood (Kerry Livgren / Steve Walsh)
    7. 黙示録 Cheyenne Anthem (Kerry Livgren)
    8. 超大作 Magnum Opus (Kerry Livgren / Steve Walsh / Richard Williams / Dave Hope / Phil Ehart / Robby Steinhardt)
      1. ファーザー・パディラと完全なるブヨの対面 Father Padilla Meets The Perfect Gnat
      2. 月に吠える Howling At The Moon
      3. 船から落ちた男 Man Overboard
      4. メカニック総出演 Industry On Parade
      5. ビーバーを自由に Release The Beavers
      6. ブヨの襲撃 Gnat Attack