水地宗明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

水地 宗明(みずち むねあき、1928年9月6日[1]- 2022年[2])は、日本哲学者滋賀大学名誉教授。

来歴[編集]

1928年広島県呉市に生まれる。1953年京都大学文学部哲学科卒業。1958年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。田中美知太郎に師事[2]松山商科大学教授等を経て、1973年より滋賀大学教授。同大学では経済学部長・大学院経済学研究科長を務め、名誉教授の称号を受ける。1994年皇學館大学へ移り、1999年に退官。

年譜[編集]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『注解マルクス・アウレリウス「自省録」』(法律文化社、1990年)
  • 『アリストテレス「デ・アニマ」注解』(晃洋書房、2002年)
  • 『アリストテレスの神論 「形而上学ラムダ巻」注解』(晃洋書房、2004年)

監修[編集]

  • 『ネオプラトニカ―新プラトン主義の影響史』(昭和堂、1998年)、※いずれも論考集
  • 『ネオプラトニカ〈2〉―新プラトン主義の原型と水脈』(昭和堂、2000年)
  • 『新プラトン主義を学ぶ人のために』(世界思想社、2014年)、山口義久・堀江聡共編

訳書[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ a b 西洋古典叢書編集者. “https://twitter.com/deipnosophistai/status/1531841548723564544”. Twitter. 2022年6月4日閲覧。