毘沙門山古墳 (羽生市)

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毘沙門山古墳
所在地 埼玉県羽生市西1丁目
位置 北緯36度10分22.5秒 東経139度32分0.5秒 / 北緯36.172917度 東経139.533472度 / 36.172917; 139.533472座標: 北緯36度10分22.5秒 東経139度32分0.5秒 / 北緯36.172917度 東経139.533472度 / 36.172917; 139.533472
形状 前方後円墳
規模 全長63m
出土品 埴輪
築造時期 6世紀後半
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毘沙門山古墳(びしゃもんやまこふん)は、埼玉県羽生市にある前方後円墳である。毘沙門塚とも呼ばれている。

大きさは、

  • 墳丘長63メートル
  • 後円部径35メートル・高さ4.5メートル
  • 前方部幅40メートル・高さ4.5メートル

前方部を西に向ける2段構築の前方後円墳。明治36(1903)年東武鉄道伊勢崎線の路線敷設のため、前方部西側の一部が切り取られた。この工事中に埴輪片が発見されている。明治41(1908)年には、前方部墳頂に古江官田合殿社が移築された。墳丘の傍らに「建長八年丙辰二月二十七日」紀年の板碑があるが、これは横穴式石室の天井石を再利用したものと考えられる。埴輪の存在から6世紀後半の築造と考えられる。

前方部西側

参考文献[編集]

  • 塩野博 『埼玉の古墳 北埼玉・南埼玉・北葛飾』 さきたま出版会、2004年

関連項目[編集]

外部リンク[編集]