板取村
板取村 | |
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廃止日 | 2005年2月7日 |
廃止理由 |
編入合併 洞戸村、板取村、武芸川町、武儀町、上之保村→関市 |
現在の自治体 | 関市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 岐阜県 |
郡 | 武儀郡 |
市町村コード | 21462-1 |
面積 | 187.35 km2 |
総人口 |
1,751人 (推計人口、2005年2月1日) |
隣接自治体 | 郡上市、本巣市、山県市、洞戸村、和泉村 |
村の木 | ケヤキ |
村の花 | シャクナゲ |
村の鳥 | カッコウ |
板取村役場 | |
所在地 |
〒500-2901 岐阜県武儀郡板取村1643-17 |
座標 | 北緯35度42分10.5秒 東経136度48分10.9秒 / 北緯35.702917度 東経136.803028度 |
ウィキプロジェクト |
板取村(いたどりむら)は、岐阜県武儀郡にあった村である。アジサイの村として知られた。 2005年2月7日に武儀郡内の他5町村とともに関市と合併した。村民の八割以上は長屋姓であり、村会議員選挙の際には立候補者全員が長屋さんであることから話題となる。 1970年代後半から主要産業である縫製業・林業の衰退に伴い「光と水と緑の大地 板取スイス村」をキャッチフレーズに、観光業の振興を図り、キャンプ場開発・イベントの開催に力を入れ、村内の街道沿いにアジサイを植える「アジサイ運動」を展開し1990年代までに10万本の植栽を行う。現在、板取地域内の公設の建造物にスイス風の建築様式が多いのはこのためである。1976年には当時の村長・長屋実氏の発案により岐阜県初となるラッピングバス「リス号」「バンビ号」を岐阜バス板取線に就航させ、板取村のPRに努める。 1960年代には板取川ダムの開発計画があったが、村民多数の反対によりダム計画を撤回させる。その後1990年代には中部電力による揚水式ダム・奥美濃水力発電所計画が進められ2001年に上ダムが完成したが、電力需要の後退により2003年下ダムの計画が凍結される。その後の公共工事の発注低下と市町村合併により村民の流出が続き地域活力の低下が懸念されている。
地理
岐阜県北西部に位置し、福井県に接する。標高1,000m前後の山々に囲まれ、面積の99%を山林が占める山村。 村北部に広がる両白山地を水源とする川浦谷・滝波谷などの清流を集めた板取川が村内の中央部をV字谷をつくって南流する。 村内の全域が板取川の流域であり、集落は川沿いの狭い平坦地に点在している。
隣接していた自治体
歴史
沿革
行政
- 村長:長屋勝司(1993年10月22日~2005年2月7日)
姉妹都市
国内
海外
教育
中学校
- 板取中学校
小学校
- 板取小学校
交通
- JR岐阜駅、名鉄岐阜駅からの岐阜バス板取線または、美濃市からの岐阜バス牧谷線(洞戸栗原経由)、関市役所からの関市内循環バス(コミュニティバス)がある
鉄道
- 村内に鉄道路線なし
道路
主要道路は岐阜市からの国道256号線または、美濃市からの県道81号線。 奥美濃水力発電所開発計画に伴うタラガ谷トンネルの開通により国道256号線の通年での通行が可能となり郡上市八幡町のルートが確立された。 福井県と隣接しているが、連絡道路はない。板取の南北を走る県道52号白鳥板取線は、現在、郡上市大和町での道路崩落のため通年で通行止め。
一般国道
都道府県道
- 主要地方道