東郷良子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Nnh (会話 | 投稿記録) による 2021年6月17日 (木) 08:50個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (曖昧さ回避ページデマへのリンクを解消、リンク先をに変更(DisamAssist使用))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

東郷 良子(とうごう りょうこ、1917年(大正6年) - 1972年(昭和47年))は、東郷彪の長女、東郷平八郎の孫。

家出騒動

侯爵の娘として育つが、19歳の時(1935年(昭和10年)2月末頃)に家出をする。家出の理由は、学校(女子学習院)への提出物が間に合わなかったからとも伝えられるが不明。半月後、浅草カフェー女給として働いていたところを発見され、1935年(昭和10年)3月16日東京日日新聞で報道されると帰宅を余儀なくされた。他の新聞も追随して報道したが、多くは国民的英雄の孫の「単なる若気の至り」として片づけ終息に向かった。しかし、國民新聞のみは、家出を華族の風紀の乱れと結びつけ、社会的制裁とばかりにデマを並べて執拗に報道を続けたことから、東郷良子は良家の子女としての立場を失った。

関連項目