木ノ脇道元
木ノ脇 道元(きのわき どうげん、1969年 - )は、日本のフルーティスト、作曲家。
東京芸術大学音楽学部中退。フルートを武田又彦、金昌国、細川順三、ピエール=イヴ・アルトーに師事。
活動歴
- 1992年:秋吉台国際20世紀音楽セミナーにて招待演奏。
- 1994年:ダルムシュタット現代音楽祭に参加、川島素晴の作品《Manic Psychosis》を演奏し、奨学生賞を受賞。
- 1994年:ピアニストの大井浩明とのデュオで、東京現代音楽祭室内楽コンクール(競楽)で第1位となる。
- 1995年:同世代の作曲家への委嘱作品のみのコンサートを開催。
- 1997年:第8回出光音楽賞、アリオン音楽賞奨励賞受賞。
- 1999年:シリーズ「B→C」に参加、作曲家福井和子との共同作業によるソロコンサートを行なう。
- 1999年7月:「東京の夏」音楽祭で、作曲家川島素晴を助演するソロコンサートを行ない、11月には「毎日ゾリステン」で「独演」という形で即興演奏を交えた演奏会を行った。
- 2002年:春にアルバム『Blower』(ジパンゴ)をリリース。
- 2004年:2枚目のアルバム『不在の花』(ジパンゴ)をリリース。
現況
アンサンブル・ノマド、アンサンブル・コンテンポラリーα、といぼっくす、Nozzlesメンバー、ムラマツレッスンセンター、東京藝術大学講師、山梨学院大学附属小学校特別講師。その他独奏、室内楽を通じて、特に近現代の音楽を中心に活動。
自作・同世代作家の作曲作品を中心にフルートの表現範囲に収まらない活動を展開している。
- 録音作品
- 「blower」(ジパングプロダクツ)
- 「不在の花」(ジパングプロダクツ)
- 「Mah Vairöcana」制作-Vairöcana(中川統雄) (ジパングプロダクツ)
- 「Death mask」制作-Vairöcana(中川統雄)(ぬらりひょんレコード)