朝霞テック
朝霞テック(あさかテック)は、埼玉県朝霞市にかつて存在した遊園地である。
概要[編集]
ホンダグループの「鈴鹿サーキットランド」が1964年(昭和39年)に開園した。園内は夏期のみプール、ゴーカート、観覧車、豆電車などが設置され、結婚式場なども併設された。ホンダグループの研究施設用の敷地に転用するため、1973年(昭和48年)11月末に閉鎖された。
その後[編集]
跡地に本田技術研究所・朝霞研究所が建てられ、ロードレース世界選手権に参戦するホンダ・NR500の開発を担当した「NRブロック」の開発拠点にもなった。遊園地時代の施設の一部は後年まで残され、ミラーボールが吊られた結婚式場はNRブロックの設計室に転用された[1]。NRブロックはその後ホンダ・レーシング (HRC) へ発展してHRCの日本における開発拠点として使われている。