教育コーチング

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教育コーチング(きょういくコーチング)とは、教育分野で用いられるコーチングの意。学術的な理論学説があるわけではなく、コーチング・セミナーとして提供されるものである。コーチングの本来的な対象は児童生徒だが、実際には教育に関係する受講者に対象を絞った自己啓発セミナーの一種として、『パパ・ママコーチング』『子育てコーチング』『チャイルド・コーチング』など様々な名称で提供されている。

『スクール・コーチング』『学校コーチング』と言った場合でも、児童・生徒ではなく、学校の教師を受講対象としたコーチング・セミナーという意味で用いられる。また、『育児コーチング』『キッズ・コーチング』と言った場合は、乳幼児育児に取り組むを対象に、育児の手法や親が陥りやすい悩みの解決策などを伝授することが目的となっており、実際にはコーチングとほとんど関係はない。

コーチングは典型的なバズワード(曖昧語)で、前後につく単語がコーチングの意味内容を限定すると同時に曖昧化させることも多いので注意を要する。

概要

「傾聴」「質問」「承認」のコーチングの各技法を用いて、児童・生徒の能力や意欲を引き出し、自立を支援していくコミュニケーション・スキルであるとされる。

コーチングをベースとするものであり、履修科目の選択や進路の相談、自宅学習方法の指導などを行う学習コーチ(ラーニング・コーチ)やチューターとは根本的に異なる。

関連項目

脚注 / 参考文献