コーチング

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コーチング(coaching)とは、人材開発の技法の1つ。対話によって相手の自己実現や目標達成を図る技術である。相手の話をよく聴き(傾聴)、感じたことを伝えて承認し、質問することで、自発的な行動を促す。

コーチング技術[編集]

市販の書籍などには「傾聴」から始まってさまざまな質問の仕方などが載っているが、教科書に書いてあるままの質問を投げ続けるだけではコーチングにはなりえない。経験と心理学に関する素養などに基づいて、適切な分析と判断を行った上での質問でなければ、本来の効果は期待できない。

コーチングの基本[編集]

コーチングの基本とされているものの中からいくつか列挙する。

モチベーション[編集]

これがなければ学習効果は決して上がらない。 自ら学ぶ、自ら問題を解決する、という姿勢を作り出さなければならない。

観察[編集]

すべての人間に個性があり、理解が早い人も遅い人もいる。個人の能力をそれぞれ伸ばすためには、同じ課題を与えても結果は異なることを前提とし、個人に対する観察、把握、分析が必須である。

適切な課題[編集]

スキルコーチングの場合には、これさえできれば、コーチングができたも同然である。観察に基づき、問題点や身につけさせたいスキルを抽出し、現状のスキルを判断し、難しすぎず簡単すぎない課題を考えて、実施する。 適切な課題をこなすことで人間は必ず成長していく、というのがスキルコーチングの考え方になる。[要出典]

コミュニケーション[編集]

表情や動作などの非言語によるコミュニケーションを含め、コーチングを行う上での基本。 自分の主張だけをしたり、あらかじめ用意されたテキストや質問を読み上げるだけでは、コーチングにはならない。

考える力[編集]

コーチングを受ける側に、考えて自ら問題を解決する力をつけさせるのが、コーチングの最終的なゴールとなることを忘れてはならない。

参考文献[編集]

関連項目[編集]