持田古墳群

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持田古墳群の位置(宮崎県内)
持田古墳群
持田古墳群
位置

持田古墳群 (もちだこふんぐん) は、宮崎県児湯郡高鍋町持田にある古墳群。国指定の重要文化財である画文帯神獣鏡や変形四獣など、重要な遺物が多数出土しており、1961年2月25日、国史跡に指定された[1][2]。5~6世紀に造られたと推定されている[3]前方後円墳10基、円墳75基からなる古墳群である[4]。持田旧48号墳からは、前橋天神山古墳同范鏡が確認されている。古墳群は昭和初期に深刻な盗掘に遭っている[5]高鍋町歴史総合資料館には、持田古墳群の石舟塚から出土した石棺が、2017年6月になって13年ぶりに展示された[6]

脚注

  1. ^ 持田古墳群 文化遺産オンライン”. bunka.nii.ac.jp. 2021年2月17日閲覧。
  2. ^ 国指定文化財等データベース”. kunishitei.bunka.go.jp. 2021年2月17日閲覧。
  3. ^ 宮崎県・公益財団法人宮崎県観光協会. “持田古墳群”. みやざき観光情報 旬ナビ. 2021年2月17日閲覧。
  4. ^ 持田古墳群』 - コトバンク
  5. ^ みやざき文化財情報「持田古墳群」”. 2018年10月23日閲覧。
  6. ^ 「貴重な石棺、見に来て 高鍋で13年ぶり展示」宮崎日日新聞、2017年6月9日

関連項目

外部リンク

座標: 北緯32度08分32秒 東経131度31分47秒 / 北緯32.14222度 東経131.52972度 / 32.14222; 131.52972