広瀬大介

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広瀬 大介(ひろせ だいすけ、1973年[1] - )は、日本音楽学者音楽評論家青山学院大学文学部教授[2][3][4]

経歴

国際基督教大学教養学部人文科学科を卒業後、1996年から1998年まで大学院比較文化研究科博士前期課程に学んで修了した[3]

2000年一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程に進み[3]2006年に「リヒャルト・シュトラウス《無口な女》(1935)」により一橋大学から博士(学術)を取得した[5][6]

広瀬は、おもにドイツ・オペラ、特にリヒャルト・シュトラウスの研究に従事しており、2000年から日本リヒャルト・シュトラウス協会常務理事・事務局長を務めている[2]。音楽評論家としても活動しており、『レコード芸術』誌などに評論を寄稿しているほか、ラジオ出演、CDライナーノーツ、オペラDVD対訳、演奏会における曲目解説などを手がけている[1]

また、2014年から、北とぴあ国際音楽祭アドバイザー、北九州国際音楽祭ミュージックアドバイザーを、2015年からは、佐治敬三賞審査員も務めている[2]

おもな著書

  • 『リヒャルト・シュトラウス「自画像」としてのオペラー《無口な女》の成立史と音楽』アルテスパブリッシング、2009年
  • 『楽譜でわかるクラシック音楽の歴史ー古典派・ロマン派・20世紀の音楽』音楽之友社、2014年
  • 『帝国のオペラー《ニーベルングの指環》から《ばらの騎士》へ』河出書房新社、2016

脚注

  1. ^ a b ドイツ音楽入門 バッハからR・シュトラウスまでⅢ”. 朝日カルチャーセンター. 2016年8月22日閲覧。
  2. ^ a b c 青山学院大学 研究者情報 広瀬大介”. 青山学院大学. 2016年8月22日閲覧。
  3. ^ a b c 学部案内 広瀬大介”. 青山学院大学. 2016年8月22日閲覧。
  4. ^ 青山学院大学 研究者情報 広瀬大介”. 青山学院大学. 2018年1月2日閲覧。
  5. ^ リヒャルト・シュトラウス《無口な女》(1935) 広瀬大介”. 国立国会図書館. 2016年8月22日閲覧。
  6. ^ 言語社会研究科 博士審査要旨 論文提出者 広瀬 大介” (PDF). 一橋大学 (2006年2月8日). 2016年8月22日閲覧。

外部リンク