広島市議会
広島市議会 | |
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種類 | |
種類 | |
役職 | |
議長 | 佐々木壽吉(自由民主党・市民クラブ) |
副議長 | 若林新三(市民連合) |
構成 | |
定数 | 54(欠員3) |
院内勢力 | 自由民主党・市民クラブ (14)
自由民主党・保守クラブ (9)
公明党 (8)
市民連合 (6)
日本共産党 (5)
ひろしま清風会 (5)
市政改革クラブ (2)
清流クラブ (1)
無党派クラブ(1) |
選挙 | |
中選挙区制 | |
前回選挙 | 2019年4月7日 |
議事堂 | |
日本、広島市中区国泰寺町1丁目6番34号 広島市役所 | |
ウェブサイト | |
広島市議会 |
広島市議会(ひろしましぎかい)は、広島県の県庁所在地・政令指定都市である広島市の議会である。
定数と任期と選挙区
会派
会派名 | 議席数 | 党派 |
---|---|---|
自由民主党・市民クラブ | 14 | 不明 |
自由民主党・保守クラブ | 9 | 不明 |
公明党 | 8 | 公明党 |
市民連合 | 6 | 立憲民主党1・社民党1・無所属4 |
日本共産党 | 5 | 日本共産党 |
ひろしま清風会 | 5 | 不明 |
市民改革クラブ | 2 | 無所属 |
清流クラブ | 1 | 自由民主党 |
無党派クラブ | 1 | 無所属 |
計(欠員3) | 51 |
(2022年4月28日現在)
議員
- 自由民主党・市民クラブ(14人)
- ◎山路英男、水野考、川口茂博、中本弘、碓井法明、佐々木壽吉、山田春男、母谷龍典、八條範彦、宮崎誠克、平岡優一、椋木太一、西佐古晋平、三宅朗充
- 公明党(8人)
- ◎碓氷芳雄、西田浩、渡辺好造、石田祥子、川村真治、並川雄一、田中勝、川本和弘
- 市民連合(6人)
- ◎太田憲二、山内正晃、若林新三、山本昌宏、岡村和明、山下正寛
- 日本共産党(5人)
- ◎中森辰一、近松里子、中原洋美、藤井敏子、吉瀬康平
- ひろしま清風会(5人)
- ◎森畠秀治、桑田恭子、永田雅紀、竹田康律、定野和広
- 市政改革クラブ(2人)
- ◎伊藤昭善、藤田博之
- 清流クラブ(1人)
- ◎大野耕平
- 無党派クラブ(1人)
- ◎馬庭恭子
(2022年4月28日現在、◎は幹事長)
常任委員会
- 総務委員会(9人)
- 消防上下水道委員会(9人)
- 文教委員会(9人)
- 経済環境観光委員会(9人)
- 厚生委員会(9人)
- 建設委員会(9人)
不祥事
- 2012年
- 2021年
- 3月29日 - 2019年7月の参院選広島県選挙区をめぐる大規模買収事件で、広島市議会は河井克行から「現金を受け取った」と認めた市議13人に公開の場で経緯などを聞いた[3]。
- 6月10日 - 「河井克行から受け取った現金を市民団体に寄付した」として広島県警が公職選挙法違反(寄付行為)の疑いで今田良治を書類送検した[4]。今田良治は県警の聴取に対し「寄付はしていない。自分のために使った」と供述した[4]。
- 2022年
- 1月28日 - 参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、公職選挙法違反(被買収)の疑いで告発され、東京地検が不起訴にした広島の地元議員ら100人のうち、35人が検察審査会に「起訴相当」と議決されたことが公表された[5][6]。
- 2月4日 - 検察審査会で「起訴相当」と議決された沖宗正明が辞職[7]。
- 2月18日 - 検察審査会で「起訴相当」と議決された木戸経康が辞職[8]。
- 3月2日 - 検察審査会で「起訴相当」と議決された藤田博之、伊藤昭善、谷口修、三宅正明、木山徳和は記者会見を開催。「微塵の罪悪感もなかった」「現金を受領したのは何故か?との問いには『それは普通のことだから』という答えになる」と述べ、潔白を主張した(5市議連名の共通コメント全文[9])[10]。
- 3月9日 - 検察審査会で「起訴相当」と議決された今田良治、海徳裕志、豊島岩白が略式起訴に同意し、辞職願を提出した[11]。
- 3月10日 - 市議会は、今田良治、海徳裕志、豊島岩白の辞職を全会一致で許可した[12]。
- 3月14日 - 検察審査会で「起訴相当」と議決された八軒幹夫が辞職[13]。
- 同日 - 広島地検は、起訴相当と議決された35人のうち、9人を在宅起訴、25人を略式起訴した。病気療養中の児玉光禎については不起訴とした[14]。
- 3月17日 - 市議会は、在宅起訴された藤田博之、伊藤昭善、谷口修、三宅正明、石橋竜史、木山徳和の6人に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。藤田が提案した市議会解散決議案は否決された[15]。
- 3月20日 - 沖宗の辞職に伴う安芸区選挙区の補選(定数1)が行われ、西佐古晋平が初当選した。
- 3月30日 - 自民党広島県連は自民党紀委員会を開き、在宅起訴されている自民党所属の広島市議会議員の藤田博之議員、木山徳和議員、谷口修議員、三宅正明議員、伊藤昭善議員の5人への対応を協議し、5人に対して辞職を促す文書を出し、本人の意向を確認することを決めた[16]。
- 3月31日 - 自民党所属の谷口修が自民党広島県支部連合会に離党届を提出し受理された[17]。議員辞職はしていない。
- 4月5日に伊藤昭善の[18]、4月6日に木山徳和の[19]、4月7日までに藤田博之と三宅正明の離党届を自民党広島県支部連合会が受理した[20]。自民党広島県支部連合会が離党を促す文書を送った自民党所属広島市議5人全員が離党した[21]。
- 4月24日 - 木戸と沖宗の辞職に伴う安佐北区選挙区の補選(定数2)が行われ、山下正寛と三宅朗充が初当選した。
- 5月6日、病気療養中を理由に起訴を免れた児玉光禎が前年12月から約5カ月間、本会議などを欠席しているにもかかわらず、議員報酬(月額86万円)の満額支給を受け続けていることに市民から疑問の声が上がっていると地元紙が報道。支給の一時停止や減額の規定を設けている地方議会がある中、広島市議会に同様の規定がないこともあわせて報じられた[22]。
河井夫妻選挙違反事件に関与した議員一覧
2019年7月の参院選広島県選挙区をめぐる大規模買収事件において、市議13人が河井克行から現金を受け取ったと認めた。内訳は以下のとおり[3]。このうち全員が検察審査会から「起訴相当」とされ[5][23]、2022年3月14日、広島地検は病気療養中の児玉光禎を除く12人を在宅または略式起訴した[14]。
氏名 | 選挙区 | 受領額 | 辞職 | 起訴 |
---|---|---|---|---|
沖宗正明 | 安芸区 | 50万円 | 2022年2月4日に辞職[7] | 略式起訴 |
木戸経康 | 安佐北区 | 30万円 | 2022年2月18日に辞職[8] | 略式起訴 |
今田良治 | 安佐北区 | 50万円 | 2022年3月10日に辞職[12] | 略式起訴 |
海徳裕志 | 安佐南区 | 50万円 | 2022年3月10日に辞職[12] | 略式起訴 |
豊島岩白 | 西区 | 50万円 | 2022年3月10日に辞職[12] | 略式起訴 |
八軒幹夫 | 南区 | 50万円 | 2022年3月14日に辞職[13] | 略式起訴 |
藤田博之 | 佐伯区 | 70万円 | 在宅起訴 | |
伊藤昭善 | 安佐北区 | 50万円 | 在宅起訴 | |
谷口修 | 安佐南区 | 50万円 | 在宅起訴 | |
三宅正明 | 安芸区 | 50万円 | 在宅起訴 | |
石橋竜史 | 安佐南区 | 30万円 | 在宅起訴 | |
木山徳和 | 中区 | 30万円 | 在宅起訴 | |
児玉光禎 | 佐伯区 | 30万円 |
脚注
- ^ “市町長及び議会議員の任期満了日等一覧” (PDF). 広島県選挙管理委員会 (2021年3月1日). 2021年3月11日閲覧。
- ^ 第244号 平成24年 10月発行 〔9月定例会号〕 1ページ | 広島市議会
- ^ a b “現金受領、全13市議認める 辞職表明はなし 買収事件で広島市議会が「聞く会」【決別 金権政治】”. 中国新聞. (2021年3月29日) 2022年2月23日閲覧。
- ^ a b “元法相からの金を「寄付」容疑の広島市議を書類送検”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2021年6月11日) 2022年2月10日閲覧。
- ^ a b 比嘉展玖 (2022年1月28日). “河井事件で35人が「起訴相当」 申し立て人「市民感覚で妥当」”. 朝日新聞 2022年2月23日閲覧。
- ^ “河井元法相事件 検察審査会 広島県議ら35人“起訴すべき””. NHKニュース. (2022年1月28日) 2022年3月3日閲覧。
- ^ a b 検察審査会が「起訴相当」の広島市議、辞職願を提出 河井夫妻事件(2022年2月4日)、朝日新聞デジタル。
- ^ a b 福冨旅史 (2022年2月22日). “市議13人が起訴相当…でも議会沈黙「まるで買収などなかったよう」”. 朝日新聞 2022年2月23日閲覧。
- ^ “買収事件「起訴相当」の地方議員 検察の判断は 広島市議5人「選挙違反の意識ない」※5市議のコメント全文│RCCニュース”. 中国放送 (2022年3月4日). 2022年3月4日閲覧。
- ^ 大久保貴裕、戸田和敬、岡田将平 (2022年3月2日). “「罪の意識みじんもない」 起訴相当の広島市議5人が反論会見”. 朝日新聞 2022年3月3日閲覧。
- ^ 河井夫妻事件で現金受領の広島市議3人が辞職願 略式起訴方針で(2022年3月9日)、朝日新聞デジタル。
- ^ a b c d 【速報】広島市議会、豊島氏・海徳氏・今田氏の辞職許可(2022年3月10日)、中国新聞デジタル。
- ^ a b “【速報】広島市議会、八軒市議の辞職許可 参院選大規模買収”. 中国新聞. (2022年3月14日) 2022年3月14日閲覧。
- ^ a b “河井事件 地方議員ら34人を「起訴」捜査終結 広島地検”. FNNプライムオンライン. (2022年3月14日) 2022年3月15日閲覧。
- ^ 賀有勇、池田一生 (2022年3月17日). “広島市議6人に辞職勧告決議 市議会 河井夫妻買収事件で”. 毎日新聞 2022年3月17日閲覧。
- ^ “自民党広島県連 河井事件で在宅起訴の5市議に“離党判断”求める│ニュース・報道│HOME広島ホームテレビ”. 広島ホームテレビ (2022年3月30日). 2022年3月31日閲覧。
- ^ “在宅起訴の谷口修広島市議が自民離党 大規模買収事件”. 中国新聞デジタル (2022年3月31日). 2022年4月1日閲覧。
- ^ “伊藤広島市議が自民党離党 大規模買収事件で在宅起訴”. 中国新聞デジタル (2022年4月5日). 2022年4月7日閲覧。
- ^ “木山広島市議が自民離党”. 中国新聞デジタル (2022年4月6日). 2022年4月7日閲覧。
- ^ “公民権停止の短縮求め申し立て 参院選買収で平本英司・元広島県議”. 中国新聞デジタル (2022年4月7日). 2022年4月7日閲覧。
- ^ “河井事件で在宅起訴 広島市議5人が自民党を離党│ニュース・報道│HOME広島ホームテレビ”. 広島ホームテレビ (2022年4月7日). 2022年4月7日閲覧。
- ^ “広島市議、長期欠席でも満額報酬 職責問う声、減額や一時停止の地方議会も”. 中国新聞. (2022年5月6日) 2022年5月10日閲覧。
- ^ 奥村圭吾、三宅千智 (2022年1月29日). “検審の市民感覚、検察に異議 河井元法相買収事件、35人「起訴相当」”. 中日新聞. オリジナルの2022年1月29日時点におけるアーカイブ。 2022年3月3日閲覧。