岬兄悟

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岬 兄悟
(みさき けいご)
誕生 (1954-12-30) 1954年12月30日(69歳)
日本の旗 日本 東京都
職業 SF作家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 國學院大學法学部
ジャンル サイエンス・フィクション
代表作 ラヴ・ペア・シリーズ
デビュー作 『頭上の脅威』(1979年)
配偶者 大原まり子
公式サイト Keigo Misaki ALBATROSS
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(みさき けいご、1954年12月30日 -)は、日本SF作家東京都出身。國學院大學法学部卒業。妻はSF作家大原まり子

ペンネームは、感銘を受けた小松左京の短編小説『岬にて』に由来する。

来歴

SFマガジン』で豊田有恒が行っていた「リーダーズ・ストーリー」の常連となる。

1979年、SFマガジン3月号掲載の短編「頭上の脅威」でデビュー。豊田有恒が主宰の創作集団「パラレル・クリエーション」に参加。

初期はアイディアSFを書いていたが、1985年の『魔女でもステディ』に始まる「ラヴ・ペア・シリーズ」が、同世代感覚のコミカルなSFコメディとして、火浦功らと共に、ライト感覚のSF作家として若い読者に人気を得る。このうち『魔女でもステディ』は1986年にはOVA化されている(原作小説イラスト・OVAキャラクターデザインをとり・みきが担当)。

『魔女でもステディ』を執筆していた頃は、妻の大原まり子とり・みきらと「フラットヒップス」というバンド名でバンド活動をしていたこともある。

SF冬の時代」真っ盛りの1996年に、大原との共同編集でのオリジナル・アンソロジー『SFバカ本』シリーズを刊行開始。2000年版では表紙のCGアートも担当した。だが、近年は、そのシリーズの収録短編以外に作品はほとんど発表していない。

2021年の時点で確認できた妻・大原まり子のブログ記述では、難病のひとつであるギランバレー症候群に罹患し闘病している旨の記述がある。

代表的著作

  • 『瞑想者の肖像』早川書房 文庫
  • 『ラヴ・ペア』シリーズ
    • 『魔女でもステディ』早川書房 文庫 - 1986年にOVA化
    • 『女神にグッバイ』早川書房 文庫
    • 『大魔王にアタック』早川書房 文庫
    • 『地底ドドンパ男』早川書房 文庫 
  • 『次元調査員(ディメンション・エージェント)サディスティック・マーリヤ』シリーズ

アンソロジー(編纂)

アンソロジー(収録)

外部リンク