山崎充哲

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おさかなポスト

山崎充哲(やまさき みつあき、1959年1月23日 - 2021年5月6日 )は、水辺の安全教育委員会/ガサガサ水辺の移動水族長。「おさかなポスト」創設者 『おさかなポストの会』代表。川崎市特別派遣講師(理科)。東京都レッドデータブック選定委員。自然環境コンサルタント株式会社建設技術研究社代表を努めている。神奈川県川崎市多摩区在住。

多摩川の環境と生き物の保護のため、地域や学校と協力体制を組み、水辺の安全教育を中心に、環境教育や情操教育を実施している。移動水族館や環境紙芝居、講演など日本中に出向く。移動水族館は依頼があればどこへでも出かけ、ふれあいタッチングプールなどを実施している。

淡水魚研究家として、多摩川の魚類研究をライフワークとしており、特にアユの生態は産卵~遡上~生育に詳しく、魚道関連の知識も豊富である。水辺の安全教育にはライフジャケットを用いた、多摩川での水遊びやプール指導などがある。 育てられなくなったを預かり、飼育しながら里親を捜す活動、「おさかなポスト」を神奈川県川崎市多摩区の稲田公園で行っている。NPO法人の有料会員になることで魚の里親になれる。NPO法人の有料会員にならなければ里親になれないのは、魚の転売を防ぐためである。 おさかなポストはテレビや新聞などで取り上げられ、多摩川の環境問題から日本中の環境問題を考える話題になっている。 1977年昭和52年)から活動を続け現在に至る。活動は年間250~350回程度。

『さかなの家』『おさかなポスト』は2019年3月末を以て、川崎市と川崎河川漁業協同組合が存続を拒否したため廃止予定。

『おさかなポスト』の活動(魚の受け入れや里親捜し、水槽用品の寄付、募金)は、おさかなポストの会飼育管理事務所で存続する。

略歴

著作

  • 『いのちの川』 幻冬舎、2010年6月出版
  • 『多摩川のおさかなポスト』 星の輪会、2012年4月出版
  • 『タマゾン川 多摩川でいのちを考える』 旬報社、2012年6月出版 第60回産経児童出版文化賞大賞
  • 道徳 小学校6年生 タマゾン川掲載 東京書籍 


環境関連受賞

  • 2006年 - 関東川の日ワークショップ会場グランプリ川仲間賞/特別賞:パフォーマンスグランプリ(紙芝居)ダブル受賞
  • 2008年 - 川の日ワークショップ韓国大会、日本水大賞グランプリ日本代表ジュニア隊員 
  • 2008年 - 世界リトルラムサール韓国大会ジュニア隊員日本代表 
  • 2008年 - 世界子ども水フォーラムトルコ/イスタンブール大会 日本代表最終選考ジュニア隊員
  • 2009年 - いい川・いい川づくりワークショップ全国大会入賞
  • 2011年 - 日本水大賞審査部会特別賞
  • 2012年 - 関東川の日ワークショップ入賞
  • 2016年 - シチズン・オブ・ザ・イヤー受賞

外部リンク