小野隆祥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Ihimutefu (会話 | 投稿記録) による 2022年9月19日 (月) 01:50個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (Category:日本の国政選挙の立候補経験者を除去; Category:衆議院議員総選挙の立候補経験者を追加 (HotCat使用))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

小野 隆祥(おの りゅうしょう、1910年(明治43年) - 1986年(昭和61年))は、日本近代文学研究者。太宰治研究家の小野正文の兄。

青森県下北半島生まれ。旧制青森中学校(現:青森県立青森高等学校)、旧制弘前高等学校を経て、1932年京都帝国大学文学部哲学科を卒業。

1953年労働者農民党より第26回衆議院議員総選挙岩手1区から出馬するが、候補者中最下位得票で落選。その後修紅短期大学教授を務めた。

著書

  • 『塵埃と沙漠 生の瑣末的表現と季節的形成』黎明書房〈不死鳥文庫〉、1948年
  • 『日本人の起原と沖縄』三一書房、1972年
  • 宮沢賢治の思索と信仰』泰流社、1979年
  • 『宮沢賢治冬の青春 歌稿と「冬のスケッチ」探究』洋々社、1982年
  • 太宰治青春賦』キリン書房、1987年

参考

  • 『宮沢賢治冬の青春』著者紹介