寿司桶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Luckas-bot (会話 | 投稿記録) による 2012年3月12日 (月) 16:09個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.7.1) (ロボットによる 追加: az:Hanqiri)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

寿司桶(すしおけ)は、寿司を盛り付けるのに用いられる寿司出前の時などに使用される。また、寿司屋や家庭で酢飯を調理する際に用いる桶も寿司桶と言い、飯切または半切ともいう。また、調理のほかちらし寿司などを盛り付けて供することもある。

出前に使う寿司桶

  • 出前などに用いられる寿司桶は、以前は漆器だったが、最近は軽くて安価な樹脂製のものが多い。
  • 平べったくて、高さの低いものが使われる。円筒形のため寿司を入れたまま積み上げることが可能な上軽く、陶磁器の皿に比べ、効率的な輸送が可能となっている。
  • 通常、食後の寿司桶は玄関などに置いておくと、出前元の店が回収に来る。

酢飯を入れる寿司桶

飯切
  • 普通木製で周りを箍(たが)と呼ばれる金属の幅細い板が2本、横方向に押さえている。
  • 最近では樹脂製のものもあるが、本来の目的は木が酢飯の水分を吸って、べちゃべちゃするのを防ぐことであるから、あまり使われない。
  • 木が水を吸っているので、しっかり乾燥させないとカビが生えやすい。
  • 洗剤で洗うときは、水に十分につけておいてからでないと、洗剤が中に入ってしまい料理に使う桶として使用出来なくなってしまう。