フジトランスポート
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒630-8442 奈良県奈良市北永井町372 |
設立 | 1978年4月25日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 4150001002118 |
代表者 | 代表取締役 松岡弘晃 |
資本金 | 3,000万円 |
売上高 | 127億円(2014年6月) |
従業員数 | 950人 |
主要株主 | フジホールディングス |
外部リンク | http://www.fujitransport.com/ |
富士運輸株式会社(ふじうんゆ)は、奈良県奈良市に本社を置く運送会社。1978年(昭和53年)設立。
概要
社員数950名、車輌台数は大型車を中心に860台以上を保有する奈良県最大の運送会社である。
成田支店・セントレア支店・関西空港支店・福岡支店を中心に全国に23箇所の支店がある。
航空貨物・郵便輸送・精密部品・飲料関連・家具・路線便が輸送の中心。
航空貨物仕様の特殊車輌や空調車は全国的に見てもシェアが高い。
2009年には経済産業省の主催による「中小企業IT経営力大賞2009」のIT経営実践認定企業に選出されるなどIT関連に力をいれている
また、同社のポリシーとして「車両の見える化」があり全車にGPSを装着しWEBサイトで現在位置を確認出来るようになっている等、かなり先進的な試みを取り入れているようである。
2009年の秋にジャルカーゴサービス社の運輸部門の全車両売却により、全てのトラックを富士運輸で買い取り業務を引き継いでいる。
奈良県で2010年に開催される平城遷都1300年祭の記念事業に「せんとくん」のキャラクターをペイントしたトラックを導入し記念事業を盛り上げている。
全日本トラック協会作成2009年3月発表の日本のトラック輸送産業の資料によると事業者数は63000社にのぼる。
その資料のトラック運送事業者の保有台数ランキングによると、富士運輸は現在保有台数950台を超えていることから、大型トラックの保有台数では全国で30位内にランクされている。
2013年9月21日のNHKの番組「突撃!アッとホーム」の幸せサプライズの企画にて、「長距離トラックの運転手として働く父」として福岡支店の社員が主人公となりNHKの番組で放送された。
2014年7月、日本初の長距離トラックにネスレのコーヒーメーカーであるバリスタを搭載し、乗務員がいつでもおいしいコーヒーをトラックで飲めるという企画を行った。
2014年10月、ネスレ社が提供する原宿ブックカフェのスペシャルCMに富士運輸が採用されている。
支店・営業所
- 仙台支店:宮城県仙台市宮城野区扇町7丁目8番24号
- 成田支店: 千葉県富里市七栄650-85
- 東京オフィス: 東京都港区浜松町2-10-6 小林ビル4F
- 埼玉支店: 埼玉県越谷市神明町3丁目124-3
- 群馬支店: 群馬県太田市山之神町550-1
- 厚木支店: 神奈川県厚木市三田19-1
- 新潟支店: 新潟県長岡市中之島1781-27
- 石川支店: 石川県能美市辰口町493
- セントレア支店: 愛知県常滑市セントレア3丁目14-6
- 名古屋支店: 愛知県小牧市下小針中島3丁目294
- アイカ営業所: 愛知県清須市西堀江2288番地
- 亀山支店: 三重県亀山市白木町60-24
- 奈良支店: 奈良県奈良市北之庄町719-1
- 関西空港支店: 大阪府泉佐野市りんくう往来北2-17
- 阪神支店:兵庫県尼崎市大浜町2丁目30番
- 姫路支店:兵庫県姫路市花田町加納原田405-1
- 岡山支店: 岡山県岡山市中区倉富268-1(岡山県トラックターミナル構内 第5号棟)
- 高松支店: 香川県高松市円座町345-1
- 松山支店:愛媛県松山市西垣生町576-1
- 広島支店: 広島県広島市安佐南区伴南2-3-5
- 福岡支店: 福岡県糟屋郡須恵町上須恵字桜原1515-97
- 大川支店:福岡県大川市鬼古賀189-1
- 熊本支店: 熊本県菊池郡大津町杉水3670-1
- 長崎支店:長崎県大村市箕島町593番地8 長崎国際空港貨物ビル103号
- 月面営業所: 開所準備中
関連会社
- フジエアカーゴエクスプレス株式会社:大阪府泉南市泉州空港南1番地第1国際貨物代理店ビル2F 0060号
- リンクネットワーク株式会社:奈良県奈良市北永井町372
- 針生運送株式会社:宮城県仙台市宮城野区扇町7-8-24
- 株式会社県運:高知県吾川郡いの町内野南町88番地
- 富士車輌整備:奈良県奈良市北永井町372
概説
ISO9001の認証は本社で2000年に取得している、これは運輸業界ではかなり早期の取得であった。
すべての管理システムをいち早くデジタル化しデジタルタコグラフ・ドライブレコーダー・GPSを業界の中でもいち早く導入し、常に先駆者的な存在となっている。
富士運輸の車両検索ページから全保有台数のトラックの詳細情報が確認可能なシステムになっており、これは富士運輸独自のシステムである。
またそのページから車両位置検索を行うと、その車両の位置情報が地図で出るようになっている。
富士車両整備という別会社を持ち、自社車両整備を行いトータルのコストダウンを積極的に行っている。
特装車
トラックの荷台の温度を一定にし、輸送可能となる空調トラックを64台保有し、全国最多である。
医薬品、医療機器、精密機器等の輸送で活躍し富士運輸の強みとなっている
2013年3月に大型天然ガス(CNG)トラックを10台導入し長距離輸送を開始している。 天然ガストラックはアメリカの「シェールガス革命」の影響で今後増加すると予想されている。
航空コンテナ搭載特装車
国際規格の航空コンテナ積載可能である特装車を250台以上保有し、航空コンテナ輸送業界では日本最大の保有台数である。