コンテンツにスキップ

太陽の征服

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。EmausBot (会話 | 投稿記録) による 2012年5月2日 (水) 06:38個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.6.4) (ロボットによる 変更: fr:Victoire sur le soleil)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

オペラ太陽の征服 Победа над солнцем》は、1913年サンクトペテルブルクのルナ・パルクで初演されたロシア未来派の合作オペラ。本作は、文学楽譜絵画の相似性を狙った綜合芸術であったと伝えられる。「ネロカリギュラが同居する人物」「タイムトラベラー」「新しきもの」「電話好き」といった綺想天外な登場人物が主役を張った。

台本は、未来派の詩人アレクセイ・クルチョーヌィフによってザーウミ語заумный язык)で書かれ、音楽はミハイル・マチューシンが、舞台はカジミール・マレーヴィチが担当した。さらにヴェリミール・フレーブニコフによって前口上が付け足された。上演は芸術集団「青年同盟(Союз Молодежи)」によって行われた。

関連項目