大井浩二
大井 浩二(おおい こうじ、1933年10月1日[1]-)は、アメリカ文学者。関西学院大学名誉教授。
人物・来歴
高知県生まれ。1956年大阪外国語大学英語学科卒業、1958年旧東京都立大学大学院英文科修士課程修了。大阪外国語大学助教授、神戸女学院大学助教授、関西学院大学教授、2002年定年退任、名誉教授、神戸女子大学教授。2007年退職。
著書
- 『英語のミステイク』創元社 1967
- 『英語のユーモア』創元社 1968
- 『アメリカ自然主義文学論』研究社出版 1973
- 『ナサニエル・ホーソン論』南雲堂 1974
- 『アメリカの神話と現実 パリントン再考』研究社選書 1979
- 『フロンティアのゆくえ 世紀末アメリカの危機と想像』開文社叢書 1985
- 『金メッキ時代・再訪 アメリカ小説と歴史的コンテクスト』開文社出版 1988
- 『美徳の共和国 自伝と伝記のなかのアメリカ』開文社叢書 1991
- 『ホワイト・シティの幻影 シカゴ万国博覧会とアメリカ的想像力』研究社出版 1993
- 『手紙のなかのアメリカ <新しい共和国>の神話とイデオロギー』英宝社 1996
- 『センチメンタル・アメリカ 共和国のヴィジョンと歴史の現実』関西学院大学出版会 2000
- 『日記のなかのアメリカ女性』英宝社 2002
- 『アメリカのジャンヌ・ダルクたち 南北戦争とジェンダー』英宝社ブックレット 2005
- 『旅人たちのアメリカ コベット、クーパー、ディケンズ』英宝社 2005
- 『南北戦争を語る現代作家たち アメリカの終わりなき《戦後》』英宝社ブックレット 2007
- 『エロティック・アメリカ ヴィクトリアニズムの神話と現実』英宝社、2013
- 『内と外からのアメリカ―共和国の現実と女性作家たち』英宝社、2016
- 『米比戦争と共和主義の運命: トウェインとローズヴェルトと《シーザーの亡霊》』彩流社、2017
- 『ヴィクトリアン・アメリカのミソジニー タブーに挑んだ新しい女性たち』小鳥遊書房 2021
共編著
- 『アメリカ伝記論』(編)英潮社 1998.6
- 『スモールタウン・アメリカ』 共著 英宝社 2003.8
- 『都市産業社会の到来 1860年代-1910年代』佐々木隆共編 東京大学出版会 2006.3 (史料で読むアメリカ文化史)
翻訳
- ブルース・ジェイ・フリードマン『マザーズ・キス』筑摩書房 1970
- E.マーゴリーズ『アメリカの息子たち 二十世紀黒人作家論』1971 (研究所叢書)
- アラン・トラクテンバーグ『ブルックリン橋 事実と象徴』研究社出版 1977.6
- ソール・ベロー『フンボルトの贈り物』講談社 1977.10
- ジョン・F.キャソン『コニー・アイランド 遊園地が語るアメリカ文化』開文社出版 1987.5
- アプトン・シンクレア『ジャングル』松柏社 2009.6 (アメリカ古典大衆小説コレクション)
脚注
- ^ 『著作権台帳』