園冶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2021年2月17日 (水) 02:11; 2001:268:c1c2:ea07:389e:beaf:4cae:eb0e (会話) による版(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

園冶』(えんや)は、計成1634年頃に著した造園技術書。3巻から成る。上原敬二による解説が、加島書店から刊行されている(ISBN 4-7600-1210-9)。

題名の冶金の冶と同じ意味であり、「園治」という表記は誤りである。治水からの誤解と思われる。

田中正大博士論文によると、造園風景建築という言葉もこの書から来ているという。なお造家は明治政府の用語で、造園の語源と背景は異なる。

項目[編集]

  • 相地
  • 立基
  • 屋宇
  • 装折
  • 門窓
  • 鋪地
  • 掇山
  • 選石
  • 借景

参考文献[編集]