和太守卑良
和太 守卑良(わだ もりひろ、1944年 - 2008年9月7日)は日本の陶芸家。兵庫県西宮市出身[1][2]。
略歴
1959年 大阪学芸大学附属池田中学校卒業
1962年 大阪府立北野高校卒業
1967年 京都市立美術大学陶磁器専攻卒業。学長の依頼で高知県安芸市にて古窯の復興を手がける
1980年 ファエンツァ国際陶芸展金賞受賞。北関東美術展優秀賞受賞
1982年 高島屋東京店などで個展
1983年 朝日生命土浦ビル陶壁「暁声」制作
今日の陶芸(スミソニアン美術館、ビクトリア&アルバート美術館)カナダ巡回現代日本陶芸展
1984年 朝日生命日比谷ビル(現・日比谷マリンビル)陶壁「黎音」制作
日本のデザイン伝統と現代展(モスクワ)
ブルーミングデール日本展(ニューヨーク)
1985年 呉市立美術館・現代のやきもの展
「土・イメージと形体」展(西武アートフォーラム)
1986年 国際交流基金・現代日本陶芸展(ニューヨーク、ポーランド、チェコ、ギリシャ、東ドイツ巡回)
池袋西武陶芸展、富本健吉が残した作家達展
フジヰ画廊などで個展
1987年 サントリー美術館「工芸、世紀末の旗手たち」展
1988年 日本陶磁協会賞受賞
高島屋美術部80年記念「日本のたくみ」展出品
1989年 ユーロパリア・ジャパン近代日本陶芸展(ベルギー)出品
1990年 ユーロパリア・ジャパン帰国「昭和の陶磁・伝統と革新」展(愛知県立陶芸資料館)
「土の発見、現代陶芸と原始土器」展(滋賀県陶芸の森展示館)出品。
Morohiro Wada/Ceramics - SOBO IN SOHO Alexander F.Miliken.Inc.(ニューヨーク)
「陶のコンテンポラリー、新しい造形美術展」(笠間日動美術館)
「和太守卑良作陶展ー想芒ー」(フジヰ画廊)
1992年 「セラミック・挑戦する空間 和太守卑展」(有楽町アート・フォーラム 主催:日本経済新聞社)
1994年 「逢居」展(小川美術館)
2008年 逝去(享年64)。
脚注
主な著書
- 和太守卑良プロローグ「炻火音」 実業之日本社 1987年
- 「少年たちの日から」日本経済新聞社 1988年
- 「心と形の接点、飾の日十選」日本経済新聞社 1989年