口コミサイト
口コミサイト(くちこみサイト)とは、商品、人物、集団(企業・機関)、サービスなど、物事に関する評判や噂を扱うインターネット上のサイトである。
口コミとマスコミが対比されるように、口コミサイトとマスコミサイト(ニュースサイト)も同様に対比される。マスコミサイトが客観的事実に基づいた報道をしているのに対して、口コミサイトは個人の主観的な意見を集積している。口コミサイトに投稿される個々の口コミは主観そのものであるが、多くの口コミが蓄積することによって客観性を生み、信頼度が増すことになる。著名な口コミサイトはアクセス数1億を超えるものもいくつか存在し、口コミサイトに対する関心の高さを示している。
口コミサイトの問題点
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利害関係による情報操作、自作自演(いわゆるヤラセ)や競合を貶める嫌がらせ、さらには褒め殺しなどがある。サイト運営者自体が意図的に情報を操作しているケースもある。
口コミ広告
口コミを装って実際にはその口コミから商品が購入されるとアフィリエイト料金が支払われる「やらせ広告」システムがある。米国ではその悪質性から規制する動きが出ている。
やらせ業者の存在
2012年1月に、飲食店などの評価を、好意的な投稿を有料で請け負う業者の存在が発覚した[1]。
CGM
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現在インターネットにおいて口コミをマーケティングに利用する動きが盛んである。その流れの一つが消費者形成型メディアと呼ばれるCGMという考え方である。この考え方が登場した背景にはブログやSNSの爆発的な普及もあるが、企業の利害関係が生じにくい生の声による判断をする人の増加が考えられる。多くの新サービスが特定カテゴリー+口コミという形で生まれている。
脚注
- ^ “口コミ”ビジネスの闇…“食べログ”問題は氷山の一角[リンク切れ]zakzak