卑南郷

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台東県 卑南郷
別称: Puyuma
地理
位置 北緯--°--'
東経--°--'
面積: 412.6871 km²
各種表記
繁体字: 卑南郷
日本語読み: ひなん
拼音: Bēinán
通用拼音: -
注音符号: ㄅㄟ ㄋㄢˊ
片仮名転写: ベイナン
行政
行政区分:
上位行政区画: 台東県
下位行政区画: 5村43鄰
卑南郷長: -
公式サイト: 卑南郷公所
情報
総人口: 3,768 人(2006年6月)
世帯数: 1,021 戸(2006年6月)
郵便番号: -
市外局番: 089
卑南郷の木: -
卑南郷の花: -
卑南郷の鳥: -
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卑南郷(ひなんきょう)は、台湾台東県に位置するである。

地理

卑南郷は台東県中部に位置し、北は鹿野郷延平郷と、東北は東河郷と、西は屏東県霧台郷と、南は台東市太麻里郷とそれぞれ接し、東は太平洋と面している。花東縦谷平原の南部に位置し、中央山脈海岸山脈が交差する地点に位置している。総面積の約60%が山地であり、その中を卑南渓知本渓利嘉渓等が流れている。住民は漢人が多数を占め、約35%は原住民であるプユマ(パナパナヤナン)族アミ族ルカイ族が占めている。

歴史

卑南郷は古くは卑南族の居住地であった。オランダ統治時代には「雄東部」と称され、オランダ人は「Pimala」と称していた。清代は漢人の進出が禁止された蕃地であり、「卑南八社」と称されていた。「卑南」の由来はプユマ語で「最高の尊称」を意味する「Puyuma」を意味し、この土地の頭目であるPinaraを表している。

日本統治が開始されるとこの地に卑南庁が設置され、1886年に台東直隸州と改められた。その後「卑南庄」が設置され、台東庁台東郡の管轄とされた。戦後は台東県卑南郷と改められた。1974年、県政府所在地であった台東鎮が台東市に昇格する際、卑南郷の精華地区の卑南、南王、富崗等10村が台東市に編入され、「卑南里」が卑南郷に帰属しない事態が発生した。

経済

行政区

歴代郷長

氏名 任期

教育

国民中学

国民小学


交通

種別 路線名称 その他
鉄道 台東線 山里駅
省道 台9線
省道 台9乙線
省道 台11線
省道 台24線

観光

  • 初鹿牧場
  • 知本森林遊楽区
  • 知本温泉
  • 白玉風景区
  • 杉原海水浴場
  • 千歳榕
  • 達魯瑪克紀念碑

外部リンク