医療福祉大学
医療福祉大学(いりょうふくしだいがく)とは、日本国内の高等教育機関である大学において、薬学、理学療法学、作業療法学、言語聴覚学、臨床工学、保健学、看護学、栄養学、臨床心理学、精神保健福祉学、社会福祉学、介護福祉学、保育学等々のコ・メディカル分野に関連した教育を目指した学部・学科を設置し、それらの専攻科目を中心に据えた大学名に冠する名称である。似たような大学として医療大学、医療科学大学、福祉大学、保健福祉大学、看護福祉大学がある。
日本においては、福祉大学と同じく専攻内容としては比較的歴史が新しい学問分野のため、大学の歴史としても新しい大学が多い。
- より専門的、人間的で、かつ「質」の高いサポートを提供できる医療福祉・医療技術のスペシャリストの養成を目指し、世界で最初に設立された医療福祉と健康科学を統合した大学は川崎医療福祉大学であり、1991年に設立された。
- 多彩な医療福祉専門職の育成とその地位向上を志し、1995年に開学した国際医療福祉大学は「日本初の医療福祉を専門とする総合大学」である。
また、後述する各大学の学生・関係者や近隣住民によるその大学の略称として、「医療福祉大学」、「医福大」等々として使われる場合が多い。(大学の略称については本稿の説明範疇ではないので当該項目を参照の事。)