加圧トレーニング

加圧トレーニング（かあつトレーニング）とは、腕や脚のつけ根を専用のベルトで締めつけ加圧し、血流量を適切に制限した状態で行うトレーニング法。

血流量を制限し、上肢、または下肢に血液を貯留(プーリング)しながらトレーニングを行う事で上下肢内の乳酸濃度が高まる。トレーニング後に専用ベルトを外すと高濃度で溜まっていた乳酸が体内に流れていき、それに脳下垂体が反応する事により、成長ホルモンが分泌されるとしている。

実施場所もワンルームマンションの一室などで設備投資も少なく手軽に事業が開始できる。芸能人のヒロミがこの事業で成功を収めている。なおこの資格は民間団体である株式会社サトウスポーツプラザが独自に発行しているものである。

オリジナルでやる方法

共同開発者である宝田雄大は国民の健康のために広く加圧トレーニングを知ってほしいということで加圧の目安や自分で器具を作るための材料などを著した「薬いらずの肉体改造法」という書籍がある。

心筋肥大

加圧トレーニングを行っている場合、人により稀に高血圧や大動脈弁狭窄に伴って心筋肥大の症状が起こる場合もある。これを「心肥大」と呼ぶ。高い血圧や心臓内部の圧力に抵抗して血液を送り出さねばなら状況になると心筋は厚くなってくる場合で、心筋が厚くなると動悸、息切れ、呼吸困難などの症状が出るようになる。これは運動時だけでなく安静時でも動悸や息切れが起きるようになる。最悪の場合には失神する場合すらある。

特許

加圧トレーニングは1993年11月に特許出願されており、1995年5月公開となっている (特許庁データベースより　特許2670421)。そのため、出願から20年である2013年11月に特許は切れることとなる。

外部リンク

• 加圧トレーニング本部
• 日本加圧トレーニング学会