冬のバラ〜ラヴ・アウェイク

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冬のバラ〜ラヴ・アウェイク
ウイングス楽曲
録音1978年 7月、9月~1979年 4月
ジャンルバラードポップ
時間4:58
作詞者ポール・マッカートニー

冬のバラ〜ラヴ・アウェイク(原題:Winter Rose~Love Awake)は、1979年ウイングスが発表した楽曲。アルバム「バック・トゥ・ジ・エッグ」収録。

概要

「冬のバラ」と「ラヴ・アウェイク」という2曲のメドレーである。「冬のバラ」は冬を描写したもので、「ラヴ・アウェイク」は雪解けや春の訪れを描写したような穏やかさを持っている。ただし、この2曲は別々に別れていたものを結合したもので、最初からそれを意識して書かれたのではない。

冬のバラ

冬を表現した曲調だが、録音された時期は7月である。
ポールがリンダとの新婚旅行中に書いた曲。
ハスキーなボーカルの多いこのアルバムの中でも、最もハスキーな声で歌っている。

ラヴ・アウェイク

春を表現した曲調だが、録音された時期は9月である。
1976年の春の終わりにスコットランドで録音されていた曲。当時はカントリーな曲調だった。
ベースはデモ・バージョンでローレンス・ジュバーがプレイしたものをポールが気に入ったため、マスターテイクでも彼が演奏している。
ブラスのスコアはオーケストラの指揮者であるマーティン・フォードが書いたもので、ブラック・ダイク・バンド[1]による演奏。

この曲をレゲエにアレンジしたバージョンも録音された。

脚注

  1. ^ 当時の名称は「ブラック・ダイク・ミルズ・バンド」

参考文献

Paul McCartney Recording Sessions (1969~2013)